英検4級の並び替え問題10問|2番目と4番目の選び方とコツ

学習机で解き終えた紙を見せる小学生と、拍手でほめる保護者。英検4級の並び替え問題を解いたあとの場面

「単語の意味は分かっているのに、並び替えになると番号を選びまちがえる」「5級の並び替えは解けていたのに、4級の問題では手が止まってしまう」——英検4級の大問3は、並べる語句が5つに増え、答えの選び方も5級と変わるので、家でそばについていても、どこでつまずいているのかが見えにくい問題です。

このページでは、大問3と同じ形の10問を、その場で無料でご利用いただけます。日本文に合うように5つの語句を並べ、2番目と4番目にくる語句の組み合わせを選ぶ問題です。解説には、並べた順番と、その順番になる理由まで説明しています。

目次

英検4級の大問3は、どんな並び替え問題か

4級の試験のリーディングでは、35分の間に35問を解きます。大問3はその中の5問で、形式の名前は「日本文付き短文の語句整序」です。日本文を読み、その意味に合うように語句を並べて、4つの選択肢から答えを1つ選びます。

並べる語句は5つで、並べたあとの2番目と4番目にくる語句の組み合わせを答えます。語句は、文のはじめにくる語も小文字のまま示されます。5級の大問3は4つの語句を並べて1番目と3番目を答える形なので、4級との違いは、語句が1つ多いことと、答える位置です。

大問1から大問4までの全体の形は、英検4級の試験の内容をまとめたページにまとめてあります。

2番目と4番目を見つける手順

えいごの実の英語教室のレッスンでは、並び替えに入る前に日本文を最後まで読み、「だれが」「何を」「いつ」「どこで」「どうする」を分けてから、英語の順に組み立てていきます。家で練習するときのコツは、次の4つの手順です。

  1. 「だれが」と「どうする」を先に決める ── 日本文を最後まで読み、5つの語句からまず主語と動詞を探します。たずねる文なら、whereやcanが主語の前に出ることも確かめます。
  2. 残りの語句を英語の順に並べる ── 「何を」「どこで」「いつ」が続くのは、英語ではたいてい動詞のあとです。日本語の語順のまま前から英語に置きかえず、動詞のうしろへ順に並べます。
  3. 5つを全部並べてから数える ── 2番目と4番目だけを先に考えるのは、まちがいのもとです。5つすべてを並べた英文を紙に書き、左から1・2・3・4・5と番号を確かめます。
  4. 最初の語は、大文字に頼らず意味で選ぶ ── 問題の語句の行では、文のはじめにくる語も小文字です。大文字かどうかではなく、意味のつながりから最初の語を選びます。
並び替えの問題を解く手順を、主語と動詞を決めるところから順に矢印でつないだ図

はじめのうちは、お子さんが手順1の主語と動詞を口で言えたかどうかを、横で確かめてあげると安心でしょう。

英検4級の並び替え問題10問

紙と鉛筆を用意して、5つの語句を全部並べた英文を書いてから、「解答・解説を見る」を開いてください。選択肢の番号の組は、左が2番目、右が4番目にくる語句の番号です。

前半5問(ふつうの文)

(1) 姉は、バレーボールがじょうずです。
My sister (  )(  )(  )(  )(  ).
① at  ② playing  ③ good  ④ volleyball  ⑤ is
1 ④-①  2 ②-④  3 ③-①  4 ③-②

解答・解説を見る

答え:4(③-②)

日本文の考え方:「だれが」は姉で、「どうする」にあたるのは「じょうずです」です。じょうずなのは、バレーボールをすることです。

完成した英文:My sister is good at playing volleyball.

語順の理由:「〜がじょうずです」にあたる英語は、is good atのまとまりです。atのあとに動詞を続けるときは-ingの形にするので、atのすぐあとにplaying、その次にvolleyballが来ます。日本語では「バレーボールが」が先に出てきますが、英語では文の終わりに置かれます。

並びの確かめ:⑤→③→①→②→④の順で、2番目は③のgood、4番目は②のplayingです。

My sister is good at playing volleyball.

(2) 弟は、将来パイロットになりたいと思っています。
(  )(  )(  )(  )(  ) in the future.
① be  ② a pilot  ③ wants  ④ my brother  ⑤ to
1 ③-①  2 ②-①  3 ⑤-③  4 ③-②

解答・解説を見る

答え:1(③-①)

日本文の考え方:「だれが」は弟、「どうする」は「なりたいと思っています」です。なりたいものはパイロットで、いつのことかは「将来」です。

完成した英文:My brother wants to be a pilot in the future.

語順の理由:「〜になりたい」は、want to beの形です。主語がmy brotherなのでwantsになり、そのあとにto、原形のbe、なりたいもののa pilotの順で続きます。原形は、sもedもingもつかない動詞の形です。語句の行のmy brotherは小文字ですが、文のはじめにくる語です。

並びの確かめ:④→③→⑤→①→②の順で、2番目は③のwants、4番目は①のbeです。

My brother wants to be a pilot in the future.

(3) 母は、父よりも早く起きます。
My mother (  )(  )(  )(  )(  ).
① earlier  ② gets  ③ my father  ④ up  ⑤ than
1 ③-②  2 ①-⑤  3 ④-⑤  4 ④-③

解答・解説を見る

答え:3(④-⑤)

日本文の考え方:「だれが」は母、「どうする」は「起きます」です。「父よりも早く」は、母と父の起きる時間をくらべている部分です。

完成した英文:My mother gets up earlier than my father.

語順の理由:「起きる」はget upの2語で、主語がmy motherなので、getの形はgetsです。「早く」をくらべて言うときはearlierを使い、くらべる相手はthan my fatherとして最後に置きます。日本語では「父よりも」が「早く」の前に来ますが、英語ではearlierのあとにthanが続きます。

並びの確かめ:②→④→①→⑤→③の順で、2番目は④のup、4番目は⑤のthanです。

My mother gets up earlier than my father.

(4) ユキは来週、おばあさんの家にとまる予定です。
Yuki (  )(  )(  )(  )(  ) next week.
① with  ② stay  ③ her grandmother  ④ is going  ⑤ to
1 ⑤-③  2 ⑤-①  3 ③-②  4 ⑤-②

解答・解説を見る

答え:2(⑤-①)

日本文の考え方:「だれが」はユキ、「どうする」は「とまる予定です」です。だれのところにとまるのかはおばあさんで、いつのことかは「来週」です。

完成した英文:Yuki is going to stay with her grandmother next week.

語順の理由:これからの予定を言うときは、is going toのあとに動詞の原形を続けます。「〜のところにとまる」はstay with 〜で表せるので、stayのすぐあとに来るのがwith her grandmotherです。日本語の「おばあさんの家に」は動詞の前にありますが、英語では動詞のあとです。

並びの確かめ:④→⑤→②→①→③の順で、2番目は⑤のto、4番目は①のwithです。

Yuki is going to stay with her grandmother next week.

(5) スキーができるので、わたしは冬が好きです。
I (  )(  )(  )(  )(  ).
① because  ② can ski  ③ like  ④ I  ⑤ winter
1 ⑤-④  2 ①-②  3 ③-④  4 ⑤-②

解答・解説を見る

答え:1(⑤-④)

日本文の考え方:「だれが」はわたし、「どうする」は「好きです」で、好きなものは冬です。「スキーができるので」は、冬が好きな理由です。

完成した英文:I like winter because I can ski.

語順の理由:日本語では理由を先に言いますが、この英文では、まずI like winterと言い切ってから、becauseで理由をつなぎます。becauseのうしろに来るのは、I can skiのように「だれが」「どうする」の順の文です。

並びの確かめ:③→⑤→①→④→②の順で、2番目は⑤のwinter、4番目は④のIです。

I like winter because I can ski.

後半5問(否定文や疑問文もまざります)

(6) わたしたちは今週末、海へつりに行きます。
We (  )(  )(  )(  )(  ) this weekend.
① fishing  ② in  ③ will  ④ the sea  ⑤ go
1 ④-③  2 ①-②  3 ⑤-①  4 ⑤-②

解答・解説を見る

答え:4(⑤-②)

日本文の考え方:「だれが」はわたしたち、「どうする」は「つりに行きます」です。どこでつりをするのかは海で、いつのことかは「今週末」です。

完成した英文:We will go fishing in the sea this weekend.

語順の理由:これからのことを言うwillのあとは、動詞の原形goです。「つりに行く」はgo fishingの2語で言い、そのうしろに場所のin the seaを置きます。日本語の「海へつりに」と比べると、英語の順番は反対です。

並びの確かめ:③→⑤→①→②→④の順で、2番目は⑤のgo、4番目は②のinです。

We will go fishing in the sea this weekend.

(7) あしたは、学校に行かなくてもいいです。
We (  )(  )(  )(  )(  ) tomorrow.
① have  ② to school  ③ go  ④ to  ⑤ don’t
1 ④-③  2 ①-③  3 ①-④  4 ③-①

解答・解説を見る

答え:2(①-③)

日本文の考え方:日本文に「だれが」は書かれていませんが、英文の最初にあるWe(わたしたちは)が主語です。「行かなくてもいい」は、「行く必要はない」という意味です。

完成した英文:We don’t have to go to school tomorrow.

語順の理由:「〜しなければならない」はhave toで、その前にdon’tを置くと「〜しなくてもよい」という意味になります。have toのうしろは動詞の原形goで、行き先のto schoolが最後です。

並びの確かめ:⑤→①→④→③→②の順で、2番目は①のhave、4番目は③のgoです。

We don’t have to go to school tomorrow.

(8) この写真は、どこでとりましたか。
(  )(  )(  )(  )(  )?
① did  ② take  ③ this picture  ④ you  ⑤ where
1 ⑤-②  2 ④-⑤  3 ①-②  4 ⑤-①

解答・解説を見る

答え:3(①-②)

日本文の考え方:場所をたずねる文です。日本文に「だれが」はありませんが、相手にたずねているので、主語はyouです。

完成した英文:Where did you take this picture?

語順の理由:「どこで」のwhereを先頭に置き、過去のことをたずねるdid、主語のyouと続けます。didを使った文なので、動詞はtookではなく、原形のtakeです。日本語で最初に出てくる「この写真は」は、英語では文の終わりにあるthis pictureにあたります。

並びの確かめ:⑤→①→④→②→③の順で、2番目は①のdid、4番目は②のtakeです。

Where did you take this picture?

(9) お父さんは、何時に家に帰ってきますか。
(  )(  )(  )(  )(  )?
① your father  ② what time  ③ come  ④ home  ⑤ does
1 ⑤-③  2 ②-④  3 ⑤-①  4 ②-③

解答・解説を見る

答え:1(⑤-③)

日本文の考え方:時刻をたずねる文で、「だれが」はお父さん、「どうする」は「家に帰ってきます」です。

完成した英文:What time does your father come home?

語順の理由:時刻をたずねるwhat timeを先頭に置き、次にdoes、主語のyour fatherの順に続けます。主語がyour fatherのように自分と相手以外の1人なので、たずねる文に使うのはdoesです。doesのあとの動詞は原形のcomeで、「家に帰ってくる」はcome homeの2語で言えます。

並びの確かめ:②→⑤→①→③→④の順で、2番目は⑤のdoes、4番目は③のcomeです。

What time does your father come home?

(10) バス停には、どうやって行けばいいですか。
(  )(  )(  )(  )(  ) the bus stop?
① can  ② to  ③ how  ④ I  ⑤ get
1 ①-②  2 ③-⑤  3 ①-④  4 ①-⑤

解答・解説を見る

答え:4(①-⑤)

日本文の考え方:行き方をたずねる文で、行きたいところはバス停です。「どうやって」にあたる語がhowです。

完成した英文:How can I get to the bus stop?

語順の理由:howを先頭に置き、そのあとはcan Iの順にして、canを主語の前に出します。「〜に着く」「〜へ行く」はget toの2語で、toのすぐあとに行き先のthe bus stopが続きます。語句の行では小文字ですが、howがこの文の先頭です。

並びの確かめ:③→①→④→⑤→②の順で、2番目は①のcan、4番目は⑤のgetです。

How can I get to the bus stop?

10問を解き終えたら、まちがえた問題の番号に印をつけてから、このあとの点数の見方を読んでください。

答え合わせのあとに見る、点数の目安と次の一歩

台所のカウンターで、まちがえた問題の英文を声に出して読む小学生と、身を乗り出して聞く保護者

この10問の点数の使い方

この10問の点数は、合格の見こみを測るためのものではありません。一次試験のリーディングとリスニングの英検CSEスコアで合否が判定されるうえ、正答数からの換算は公表されていないからです。点数は、次にどこを復習するかを選ぶための手がかりにしてください。

9問以上なら、迷った問題の解説を読み直せば十分です。6〜8問なら、下の表でまちがえた問題の文の形を確かめると、復習するページがしぼれます。5問以下のときは、前半の5問を、日本文の「だれが」「どうする」を書き出すところからやり直すのがおすすめです。

まちがえた問題から、次にやることを選ぶ

まちがえた問題つまずいたところ次にやること
(1)〜(7)動名詞・to不定詞・比較・未来の文・because・have toなど、4級で増える文の形英検4級の文法の範囲をまとめたページで、その形の使い方を確かめる
(8)〜(10)たずねる文の語順英検4級の会話問題10問で、質問の文の語順に慣れる
語句の意味が分からなかった問題単語と熟語英検4級の単語問題10問で、単語と熟語を確かめる
日本文のどこから英語にするかで迷った問題日本文の区切り方このページの「2番目と4番目を見つける手順」を読み直し、手順1からやり直す

えいごの実のレッスンでは、5つの語句を並べ終えたら、その英文を最後まで音読してから答えの番号を選ぶようにしています。読み上げて引っかかるところがあれば、そこが並び方を見直すところです。

並び替えの問題をまとめて解けるダウンロード版も、順次公開する予定です。それまでは、まちがえた問題の完成した英文を、お子さんと一緒に音読してから解き直してください。

次に進む、英検4級のページ

4級の試験の全体を見渡すなら、英検4級の試験の内容をまとめたページが出発点です。公式の過去問で大問3を解いてみたいときは、4級の過去問の手に入れ方と使い方が役に立ちます。長い英文を読む練習を加えるなら、英検4級の長文の問題10問が次の候補です。

4級の先には3級があります。並び替えで身につけた、英語の順番で文を組み立てる力は、3級の問題を読むときにもそのまま使えます。

どのページから開くかは、今日まちがえた問題の文の形を見ながら、お子さんと相談して決めるとよいでしょう。

英検4級の並び替え問題でよくある質問

Q. ここに載っている問題は、実際の試験に出た問題ですか。

いいえ。10問とも、このページのために作ったオリジナルで、実際の試験の問題を写したものではありません。大問3と同じく、5つの語句を並べて2番目と4番目の組み合わせを選ぶ形なので、試験の前の練習にそのまま使えます。

Q. 英検4級の試験で、並び替えの問題は何問出ますか。

並び替えは大問3の5問です。リーディングの35問は、大問1が15問、大問2が5問、大問3が5問、大問4が10問という組み立てで、試験時間は35分です。

Q. 5級の並び替えとは、何が違いますか。

違うのは、並べる語句の数と、答える位置です。5級は4つの語句を並べて1番目と3番目の組み合わせを、4級は5つの語句を並べて2番目と4番目の組み合わせを選びます。5級の形で練習したいときの10問は、英検5級の並び替え問題10問です。

Q. 正解が何問あれば、4級に合格できると考えてよいですか。

この10問の正解の数は、合格できるかどうかの判断には使えません。合否は一次試験の英検CSEスコアで判定され、そのスコアはリーディングとリスニングの両方から出されます。点数は、どの文の形から復習するかを決める目安にしてください。

Q. 語句の行で、文のはじめの語まで小文字なのはなぜですか。

大問3では、文のはじめにくる語も小文字で示されるので、このページもそれに合わせています。最初の語は、「だれが」「どうする」と、たずねる文かどうかで決めます。

Q. 小学生でも、5つの語句の並び替えは解けますか。

解けます。5つの語句を頭の中だけで並べるのはむずかしいので、紙に書き出しながら進めるのが安心です。前半と後半の5問ずつを別の日に解くなど、お子さんのペースに合わせて進めてください。

まとめ

  1. 英検4級の大問3は、日本文に合うように5つの語句を並べ、2番目と4番目にくる語句の組み合わせを4つの選択肢から選ぶ問題で、全部で5問です。
  2. 解くときは、「だれが」「どうする」を先に決め、残りの語句を英語の順に並べ、5つを全部並べてから2番目と4番目を数えます。
  3. 語句の行では文のはじめの語も小文字なので、最初の語は意味のつながりから選ぶのが確実です。
  4. 次に読むページは、10問の点数ではなく、まちがえた問題の文の形で決めます。
  5. 4級で増える文の形を並び替えで練習しておくと、3級に進んでからも英文を組み立てる力になります。

まちがえた問題の完成した英文は、お子さんがノートに1回書き写すだけでも、語順を思い出す手がかりになるでしょう。

英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。(運営元 : えいごの実 運営事務局 〒220-0072 神奈川県横浜市西区浅間町1丁目4番3号ウィザードビル)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「えいごの実」は、アメリカ・アリゾナ大学で特別支援教育(Special Education and Rehabilitation)を専攻し、大学院ではギフテッド教育の研究にも携わってきた管理人が、2014年に開校した小学生専門の英語教室です。マンツーマン個別指導を11年続け、小学生で英検5級から準2級に合格した生徒さんは累計20名(2014-2020年累計)、長期通塾の方では英検準1級+TOEIC 800以上で慶應義塾大学に進まれた方もいらっしゃいます。

このサイトでは、教室で蓄積してきたレッスンのノウハウや考え方を、すべて無料で公開していきます。練習問題をもっと使い込みたいご家庭向けには、教室で実際に使ってきた実教材PDFを別途ご用意しています。発達特性のあるお子さんへのアプローチも、米国での研究と現場の経験をもとにお届けします。

目次