「英検5級って、何年生から受けられるんだろう」「まだ2年生だけど、早すぎないかな」——お子さんの英語がすこし形になってくると、ふと思い浮かぶ疑問です。
調べてみると、「小3〜小4がおすすめ」「小1でも受かる」「小4〜小5が最適」と、書いてあることがサイトごとにバラバラ。しかも、なぜその学年なのか、という理由までは、なかなか見当たらないのです。
実は、英検の受験に学年の決まりはありません。英検協会の受験規約には「各級とも、年齢・職業・学歴などは問いません」と明記されています(実用英語技能検定 受験規約 3.1)。決まりがないからこそ、「何年生か」ではなく「お子さんに受けどきが来ているか」で決めるほうが、ずっと外れが少ないんです。
この記事で扱うのは、その受けどきを家庭で見分ける3つの判断基準、腕試しの4問、学年別の目安、そして小6で3級までを見すえた逆算の置き方。この4つです。
結論:学年ではなく「受けどき」で決める
先に、答えから。
- 英検の受験に学年・年齢の制限はない。 規約でも年齢や学歴は問わないとされ、11歳未満の場合は保護者が受験できるかどうかを判断して申し込む決まりになっています
- 受験者の学年の内訳を、英検協会は公表していない。 各社の情報では中学年から高学年が多いとされますが、公式の統計はありません。低学年で受ける子も、6年生で初めて受ける子もいます
- 決め手は3つ。 ①短い英文をひとりで読めるか ②45分ほど座ってマークシートを塗れるか ③英語の音に耳が慣れているか
- 「小6までに3級」から逆算すると、5級は小3〜小5のどこかで受ければ十分に間に合う。 低学年で急ぐ必要はありません
つまり「何年生から」の答えは、学年ではなく、お子さんの状態で考えることができます。
その見分け方を具体的にご紹介させていただきます。

「受けどき」を見分ける3つの判断基準
判断の出発点になるのは、英検協会の受験規約にある次の一文です。
11歳未満の年少者が受験する場合は、保護者が案内や注意事項を確認したうえで、受験が可能かどうかを判断して申し込むこと(受験規約 3.3)。
つまり協会は、11歳未満の受験については「保護者が判断してください」という立場を取っています。判断を委ねられている以上、こちらも物差しを持っておきたいところ。えいごの実では、次の3つで見ています。
基準① 短い英文を、ひとりで読めるか
5級のリーディングは、短い英文を読んで、4つの選択肢から選ぶ形式です。ここで必要なのは「書ける力」ではありません。単語のつづりが書けなくても、読めて意味がわかれば点は取れるんです。
えいごの実のレッスンでも、5級の段階では単語を暗記させることをしません。文章と選択肢を先生が読み上げ、意味を子どもに答えてもらう。それを続けるうちに、同じ単語が何度も出てくることに子ども自身が気づいて、自分の単語帳ができていきます。
家庭での確かめ方:I go to school every day. くらいの文を見せて、声に出して読めるか、だいたいの意味が言えるかを見てみてください。つっかえながらでも「学校に行く、毎日」まで出てくれば十分です。1文字も読めない、アルファベットもあいまい、という段階なら、いまは音とアルファベットに慣れる時期。
このとき、2つの型を分けて見てあげてください。音読はスラスラなのに意味が出てこない子と、たどたどしいけれど意味は言える子。5級で強いのは後者です。問われるのは発音の正確さではなく、意味が取れるかどうか。 前者のタイプなら、単語の意味を絵や場面とセットで入れ直すところから始めると早く進みます。
基準② 45分ほど座って、マークシートを塗れるか
5級の一次試験は、リーディング25分とリスニング約20分。あわせて45分ほど、席についている計算です。答え方は、番号を塗りつぶすマークシート。小学生にとっては、問題の中身よりもこちらが最初の関門になることも珍しくありません。
見落とされがちなのが、会場のルールです。受験規約では、受験中はいかなる場合も付添者が受験者に付き添うことはできないと定められています(受験規約 7.4)。保護者と離れて、知らない試験会場で、指示を聞きながら45分。ここが越えられそうかどうかは、英語力とは別に確かめておきたい点です。
さらに規約には、他の受験者に迷惑をかける行為として「年少者の集中力低下等による迷惑行為」が挙げられています(受験規約 17)。低学年の受験を止めるための記述ではありませんが、協会もそこを見ているという事実は、判断材料として知っておいて損はないはず。
当日の持ち物にも、小さな関門がひそんでいます。鉛筆や消しゴム、音の出ない腕時計、会場によっては上履き。筆記用具と上履きは、忘れても貸してもらえない決まりです(受験規約 8.1)。しかも受験中は、そばに保護者がいません。「自分の持ち物を自分で管理して、45分ひとりで過ごす」という一日を通せそうか。ここが基準②の中身です。
えいごの実の教室では、この関門をつぶすために、マークシートをA3に拡大コピーして塗る練習から始めます。まず塗りつぶす。次に、問題番号と同じ番号の欄を塗る。この2段階を通しておくと、本番で「どこを塗るのかわからない」という事故がぐっと減ります。
家庭での確かめ方:45分のあいだ、ひとりで机に向かっていられるか。学校のテストや習い事の様子を思い出してみてください。
基準③ 英語の音に、耳が慣れているか
5級のリスニングは25問。第1部が10問、第2部が5問、第3部が10問で、放送はすべて2回ずつ流れます。1回で聞き取れなくても、もう一度チャンスがある形式です。
イラストの助けがあるのも、5級のやさしいところ。第1部にはイラストが添えられ、第3部はイラストに合う英文を選ぶ形式です。文字を読む量が少ないぶん、耳が育っている子ほど得点源にしやすくなります。
ここが5級の面白いところで、筆記が伸び悩んでもリスニングで積み上げれば合格に近づきます。 5級はリーディングとリスニングの合計スコアで合否が決まるため、どちらか一方が飛び抜けていてもかまわないんです。
だから、えいごの実の5級対策はリスニングから入ります。5級は文字が中心の試験に見えて、いちばん最初に成果が出るのは耳。「聞いてみたら、わかった」という小さな成功体験が、その先の文字への抵抗をやわらげてくれるのです。
家庭での確かめ方:英語の歌やアニメの音声を流したとき、知っている単語を拾えるか。スピーカーから流れる英語に「うわ、無理」と身構えないか。この2つが目安。
3つの基準が全部そろうまで、待つ必要はありません。①と③が育っていて②が心配なら、②だけを練習してから申し込めばいい。どこが足りないかがわかれば、待つのか、練習してから受けるのかを選べます。
腕試し:4問で3つの基準を確かめる
読むだけでは、なかなか判断がつかないもの。えいごの実で作成した5級形式の練習問題を4問用意しました。実際の過去問ではなく、すべてオリジナルです。お子さんに解いてもらって、どこでつまずくかを見てみてください。
問1 短い文の空所をうめる(測るもの:基準①・読む力)
Yuki ( ) breakfast at seven every morning.
1 eats 2 plays 3 reads 4 opens
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答え:1(eats)
breakfast(朝ごはん) に合う動詞を選ぶ問題。文法ではなく、単語の意味がわかるかどうかだけを見ています。ここでつまずくなら、必要なのは問題演習ではなく、単語を「読んで、意味がわかる」状態に育てること。基準①の入口の問題です。単語のちからを先に育てたいときは、「英検5級の単語一覧300語」から始めてみてください。
問2 形を選ぶ(測るもの:基準①・文の形を見る力)
Ken and I ( ) in the park now.
1 am running 2 is running 3 are running 4 running
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答え:3(are running)
Ken and I は2人なので are、now があるので 〜ing の形。5級では現在進行形がよく出ます。ここは文法用語を知らなくても解ける問題。「be動詞」「現在進行形」といった用語は、小学生には先に教えなくてかまいません。I am / You are / He is を形のまま覚えるほうが、早く身につくからです。
問3 会話のやりとりをうめる(測るもの:基準③・耳で覚えた会話の型)
A: ( )
B: I usually get up at six thirty.
1 What time do you get up?
2 Where do you get up?
3 How many books do you have?
4 Who is that girl?
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答え:1(What time do you get up?)
答えが six thirty(6時半) なので、時刻をたずねる文が入ります。この手の問題は、文法で解くより耳で覚えた会話の型がものを言うところ。ふだん英語の音に触れている子ほど、考える前に手が動きます。逆にここで止まるなら、基準③がまだ育っていないサインです。
問4 語句を並べかえる(測るもの:基準②・答え方に慣れているか)
日本文の意味になるように、①〜④を並べかえてみてください。
エミはとても上手にギターをひきます。
Emi ( )( )( )( ).
① the guitar ② plays ③ very ④ well
1番目と3番目にくるものの組み合わせを選ぶ形です。
1 ②-① 2 ②-③ 3 ①-④ 4 ④-②
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答え:2(②-③)
正しい並びは plays the guitar very well。1番目が② plays、3番目が③ very です。5級の並べかえは、答えを英文で書くのではなく「1番目と3番目」の組み合わせ番号を選ぶ形式。つまりこの1問で、語順を組み立てる力と、番号で答えるマークシートの扱いを同時に確かめられます。
並べかえは、日本語の力もいるところ。「とても上手に」がどこにかかるのかを日本語でつかめないと、英語にも直せません。ここでつまずいたら、英語ではなく日本文の読み取りから見直すほうが近道。
このコンテンツは公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨等を受けたものではありません。
学年別の目安:向いている条件と、気をつけたいこと
3つの基準を持ったうえで、学年ごとの傾向へ。どの学年でも受けられるので、以下は「向きやすい条件」と「つまずきやすい点」の整理として読んでください。
低学年(1〜2年生)
英語教室に通っていたり、家庭で英語の音に触れてきた子なら、この時期の受験も選択肢に入ります。耳が育っている子は、リスニングで点を積める。ここが低学年の強みです。
気をつけたいのは基準②のほう。45分ひとりで座る、番号を塗る、保護者と離れて試験会場に入る——英語より先に、この3つが壁になります。受けるなら、マークシートの練習を先に済ませておくと安心です。
英検Jr.を経てから5級に進む子も多い時期。英検Jr.には難易度別にBRONZE・SILVER・GOLDの3つのグレードがあり、BRONZEは小学校低学年を対象としたエントリーテストで、次のグレードに進む目安は「前のグレードで正解率80%以上」と公式に案内されています。テストの雰囲気に慣れてから5級へ、という順番も選べます。
中学年(3〜4年生)
学校の外国語活動が始まり、日本語の力もついてくる時期。並べかえのように「日本語を英語に置きかえる」問題が入ってくる5級とは、相性がよくなります。単語の意味も入りやすくなってきます。日本語で意味をつかむ力がついてくるので、解説を読んで自分で納得できるのもこのころから。
注意点は、学校の英語と英検のあいだに距離があること。学校で英語に触れているから大丈夫、とは限らないので、3つの基準で見ておきたい時期でもあります。学校の英語がいつ始まるかは小学生の英語はいつから始めるべきかの記事で扱っています。この記事で扱うのは、あくまで英検を受ける時期のほうです。
高学年(5〜6年生)
英語が教科になり、文字を読む場面も増えます。基準①がいちばん越えやすいのがこの時期。5級から4級、3級へと短い期間で積み上げやすいのも、高学年の強みです。
一方で、「5級はもう簡単すぎるのでは」と飛ばしたくなることも。ただ、マークシートも会場の空気も初めてなら、5級で一度その経験を通しておく価値は十分にあります。 最初の1回で「英検って、こんな感じか」がわかると、次からの伸びが違ってくるのです。
「小6から5級を受けるのは、今からでは遅い?」と聞かれることもあります。遅くはありません。 5級は学年で区切られた級ではないので、受ける時期に早い・遅いはないんです。
えいごの実のレッスンでは、「まだ低学年だから」「もう高学年だから」という理由で級を決めることをしません。本人が受けたいと言った級を受けてもらう。学年で線を引かないほうが、子どもは伸びていきます。
「何年生が多いのか」は、実は誰も正確には知らない
「5級は何年生が多いですか」は、よく検索される質問です。ただ、正直にお伝えすると、英検協会は級ごとの合格率も、受験者の学年の内訳も公表していません。 「5級の受験者は小4がもっとも多い」「合格率は約80%」といった数字を見かけたら、それは公式の統計ではなく、各社が独自に集めたデータか、推定値だと考えてください。
だからといって、数字を出しているサイトが悪いわけではありません。各社の教室データやアンケートには、それなりの意味があるはず。ただ、「協会が公表した事実」と「各社の推定」は別物として読み分けたほうが、判断を誤らずに済みます。
数字を見かけたときは、3つだけ確かめてみてください。誰が集めたデータか。いつのデータか。母数は何人か。この3つが書かれていない数字は、目安としても弱いものです。
「みんな何年生で受けているか」を気にするより、3つの基準でお子さんを見るほうが、はるかに確かな材料。まわりの学年に合わせて早く受けても、状態が整っていなければ点は伸びません。逆に、まわりより遅くても、整っていれば通るのです。
そもそも5級のレベルはどのくらい?
5級は中学初級程度に位置づけられている級です。合格に必要な語彙は約600語が目安とされ、合否は英検CSEスコアで判定されます。
レベルや合格点のくわしい話、「小学生でも受かるのか」という疑問については、英検5級のレベルと合格点を解説した記事で詳しく扱っています。この記事は「いつ受けるか」に絞った内容です。
受ける年に、あわせて決めておきたいこと
時期の見通しが立ったら、申し込みの前に知っておきたいことがいくつかあります。
英検(従来型)の検定は、1年度に第1回から第3回までの3回。 どの回で受けるかを決めると、そこから逆算して準備の期間が決まります。回ごとの日付は年度によって動くので、申し込みの前に公式サイトで確かめてください。
5級はパソコンで受けるS-CBTには対応していません。 会場は本会場か準会場のどちらかで、紙とマークシートでの受験です。パソコン受験の準備はいらないかわりに、会場まで行く前提で予定を組む必要があります。準会場というのは、協会が認めた団体(学校や塾など)が設ける会場のこと(受験規約 2.2)。通っている教室が準会場になっていれば、慣れた場所で受けられます。どちらの会場になっても、当日の送り迎えは家族の予定に先に入れておいてください。
同じ検定回に、同じ級を2回受けられる仕組みもあります。 ただし申込先の組み合わせに条件があるので、使う場合は公式の案内を確認してください。
5級には、録音式のスピーキングテストも用意されています。 一次のリーディング・リスニングとは別のテストで、自宅などから受けられます。級の合否には影響せず、スピーキング単独で別に判定される仕組みです。5級の筆記にライティングはないので、「書けないと受からない」と心配する必要もありません。
日程や申し込みの流れをまとめた記事は、えいごの実でも順次公開していく予定です。それまでは英検協会の公式サイトで、直近の日程をご確認ください。

逆算カレンダー:小6で3級から考えると、5級はいつ置くか
えいごの実がゴールに置いているのは、小学校6年生までに3級です。中学英語の全体像が3級の範囲とかなり重なるため、ここまで届いていると中学に入ってからの英語がぐっと軽くなります。
このゴールから逆算した並びが、次の表です。
| ゴール | 級 | 置きやすい学年 |
|---|---|---|
| 小6までに3級 | 3級 | 小6 |
| その前に | 4級 | 小5〜小6 |
| その前に | 5級 | 小3〜小5 |
数字だけ見ると急かされているように感じるかもしれませんが、伝えたいのは逆のことです。5級は小3〜小5のどこかに置ければ、それで間に合います。 低学年のうちに受けなければ手遅れになる、ということはありません。
- いま低学年のご家庭へ:時間はまだたっぷり残っているはずです。受けるとしても「早く進むため」ではなく「試験の場に慣れるため」の1回。5級のあとに1年ゆっくりしても、まったく問題ありません
- いま中学年のご家庭へ:ちょうど置きやすい時期。1級ずつ順番に積んでいけば、小6の3級に無理なく届きます
- いま高学年のご家庭へ:5級と4級を続けて置く形になりますが、間に合わない距離ではありません。仮に3級が中学に入ってからになっても、そのタイミングで3級を持っていることの価値は変わりません
1回目で受かる必要もありません。逆算の表に「予備の1回」を入れておくと、気持ちがずっと楽になります。5級を小3に置いたなら、次の回にもう一度受ける余白がある。そう考えておけば、当日の結果に家族で振り回されずに済みます。
5級と4級のあいだを、どれくらい空けるか。ここもよく聞かれます。5級に受かった勢いですぐ4級へ、という進み方もあれば、1年かけてゆっくり4級の準備をする進み方もあります。4級から文法の量が一気に増えるので、急いで申し込むより土台を作ってからのほうが、結局は早く着きます。 逆算の表は、詰め込むための時刻表ではなく、「まだ余裕がある」を確かめるための地図として使ってください。
中学受験を考えているご家庭では、6年生は受験勉強で埋まりがちです。5級と4級は、その前の学年に置いておくと動きやすくなるはずです。
大事なのは、期限に追われて受けるのではなく、道すじが見えている状態で受けること。 3級までの階段が見えていれば、5級の1回に過剰な意味を持たせずに済みます。落ちても、次の段が消えるわけではありません。

受ける時期を決めたら、次にやること
時期が決まったら、あとは中身です。5級の対策は、リスニング → マークシートの練習 → 筆記の順で進めると、子どもが英語を嫌いにならずに進めます。文法から入らないのがコツ。字ばかりの教材から始めると、5級の入口でつまずいてしまう子が多いからです。
具体的な進め方、1日にどれくらいやればいいか、何ヶ月あれば届くのかは、英検5級の勉強法をまとめた記事で手順として整理してあります。5級全体の見取り図は、英検5級のまとめページが入口です。
単語の覚え方、リスニングの練習方法といった個別のテーマも、これから順番に増やしていきます。教材選びは英検5級の問題集・テキストのおすすめにまとめました。
よくある質問
- Q. 英検5級は何歳から受けられますか?
-
年齢の制限はありません。受験規約でも「各級とも、年齢・職業・学歴などは問いません」とされています。ただし11歳未満の場合は、保護者が案内や注意事項を確認したうえで、受験できるかどうかを判断して申し込む決まりです。年齢ではなく、この記事の3つの基準で判断してください。
- Q. 低学年でも大丈夫でしょうか?
-
英語力より先に、45分ひとりで座れるか、保護者と離れて試験会場に入れるかを見てあげてください。受験中は付添者が付き添えない決まりなので、そこが越えられそうなら、低学年での受験も十分に選択肢に入ります。心配なら、まずは家でマークシートを塗る練習から。
- Q. 何年生の受験者がいちばん多いのですか?
-
学年ごとの受験者数を英検協会が公表していないため、正確なところはわかりません。中学年から高学年が中心という傾向は各所で語られていますが、公式の統計ではないという前提で受け取ってください。
- Q. 落ちてしまったらどうすればいいですか?
-
まず、受けたこと自体が前進です。受からなくても、経験することが第一歩。成績表では技能ごとのスコアが返ってくるので、どちらが足りなかったのかを見て、次の回に向けて手を打てます。その経験が、次の級で力になる子は少なくないのです。
- Q. 4級はいつごろ受けるものですか?
-
5級のあと、半年から1年ほど空けて進むご家庭が多いようです。4級から文法が本格的に増えるので、5級の合格直後に急いで申し込むより、いったん土台を固めてからのほうが結果的に早く進めます。
- Q. 英検6級・7級ができると聞きました。5級を待つべきでしょうか?
-
英検協会は2025年11月に、6級と7級の新設を発表しました。2026年度の第3回検定からで、7級は小学校中学年、6級は小学校高学年から中学入門期の学習に対応させる予定とされています。ただし、レベルや問題の形式については、協会から段階的に情報が公表されている途中です。中身が見えないうちは、待つ理由になりません。3つの基準がそろっているなら5級へ、まだなら英検Jr.で助走を。新しい級は、入口の選択肢が増えるという意味で受け取っておけば十分です。
- Q. 試験会場に付き添えますか?
-
会場までの付き添いはできますが、受験中に付添者が受験者のそばにいることはできません(受験規約 7.4)。試験後の待ち合わせ場所は、始まる前に決めておくと安心です。持ち物も、鉛筆や消しゴムなど、忘れると本人が困るものばかり。前日に一緒に確認しておいてください。
まとめ
英検5級を何年生で受けるかは、学年表ではなくお子さんの受けどきで決められます。この記事の要点は、次の5つ。
- 受験に学年・年齢の制限はない。 規約上も、11歳未満の受験可否を判断するのは保護者
- 決め手は3つ。 ①短い英文をひとりで読めるか ②45分座ってマークシートを塗れるか ③英語の音に耳が慣れているか
- 腕試しの4問で、どこでつまずくかを見る。 語彙・文の形・会話・語順のどこで止まったかが、次にやることを教えてくれます
- 「何年生が多いか」は公表されていない。 各社の推定に合わせるより、目の前のお子さんを見るほうが確かです
- 小6で3級から逆算すると、5級は小3〜小5に置ければ間に合う。 低学年で急ぐ必要はなく、高学年から始めても道はつながります
受ける時期が決まったら、次は中身の準備。英検5級の勉強法へ読み進めてみてください。
あわせて、回ごとの試験日と申込締切は英検5級の試験日程・申込で先に押さえておくと安心です。


