「子どもに英語で気持ちを表現できるようになってほしいけど、何から始めればいいんだろう」「『うれしい』『かなしい』くらいは英語で言えるようになってほしいな」——そんなふうに思っているお父さん・お母さんは、きっと多いはず。
「うれしい・かなしい・つかれた」のような基本の気持ちが英語でスッと出てくるようになると、お子さんの英語学習は驚くほど変わります。なぜなら、気持ちを表す英語は「自分のことを話す」いちばん身近なきっかけになるからです。テストのための暗記ではなく、生活の中で「今こう感じている」と言葉にできる。これが英語を「自分のもの」にする第一歩なんです。
この記事では、小学生がまず覚えたい気持ちを表す英語12個を、覚える順番つきでご紹介します。さらに、その12個が学校英語、そして英検5級・4級・3級にどうつながっていくのかまで、英検の実際の出題範囲データに基づいて具体的に解説します。「12個から始めて、英検まで登っていく階段」を、この記事で一緒に作っていきましょう。
まず結論:気持ちを表す英語は、この3つを押さえればOK
くわしい解説に入る前に、この記事でお伝えしたいことを3つにまとめます。
1. 気持ちを表す英語は「I’m + 形容詞」のセットで体に入れる
happy という単語だけでは使えません。I'm happy.(わたしはうれしい)とセットで覚えるから、そのまま口から出てきます。
2. まずは12個から始める。日本語より少ないから安心
英語の気持ちことばは、たった12個でまず十分。「全部覚えなきゃ」と気負わなくて大丈夫です。
3. 学校英語の延長で、英検5級・4級にもそのまま使える
気持ちを表す英語は、学校で習う内容とも英検とも、きれいにつながっています。むしろ、いちばん地続きな分野なんです。気持ちを伝えられるようになったら、次は相手に質問して会話を続ける練習がおすすめです。あいさつや自己紹介で使える質問は、小学生の英語で使える質問100で場面別にまとめています。
この3つを、これから順番に見ていきます。
気持ちを表す英語12選|覚える順番つき
まずは、小学生がまず覚えたい12個の気持ちことばを一覧にしました。あわせて、それぞれが英検のどのあたりで出てくるかの目安もつけています。
| No. | 英語 | 意味 | 英検の目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | happy | うれしい | 5級 |
| 2 | hungry | おなかがすいた | 5級 |
| 3 | sleepy | ねむい | 5級 |
| 4 | sad | かなしい | 4級 |
| 5 | angry | おこっている | 4級 |
| 6 | tired | つかれた | 4級 |
| 7 | excited | わくわくする | 4級 |
| 8 | surprised | おどろいた | 4〜3級 |
| 9 | bored | たいくつな | 4〜3級 |
| 10 | scared | こわい | 3級 |
| 11 | nervous | きんちょうする | 3級 |
| 12 | proud | ほこらしい | 3級 |

単語の読み方が気になったときは、カタカナで覚えるより、Happy などの英語の歌で耳から音を入れるのがおすすめです。本物の音のまま覚えておくと、英検のリスニングでそのまま聞き取れる耳が育ちます。
英語の気持ちことばは、日本語より少ないから安心
この一覧を見て、「思ったより少ない」と感じませんでしたか? それでいいんです。
日本語には「うれしい・楽しい・幸せ・うきうき・わくわく」のように、よく似た気持ちことばがたくさんあります。でも英語では、このあたりはだいたい happy(うれしい)・glad(うれしい)・excited(わくわく)の3つくらいでカバーできてしまいます。
えいごの実のレッスンでは、英検対策でも「そのレベルに必要な分だけ覚える」を大事にしています。5級なら5級に出る範囲、4級なら4級の範囲、と区切るほうが、子どもは迷わず前に進めるからです。気持ちことばも同じ。「日本語の気持ちを全部英語にしよう」とするとキリがありませんが、「まず12個」と決めてしまえば、ゴールが見えて気持ちがラクになります。
「I’m + 形容詞」のセットで体に入れる
ここがいちばん大事なところです。
happy という単語だけを覚えても、いざというときに使えません。覚えるなら、I'm happy.(わたしはうれしい)というかたまりごと。えいごの実のレッスンでは、これを「ひとかたまりで体に入れる」と呼んでいます。
I'm tired.(つかれた)I'm hungry.(おなかがすいた)I'm happy.(うれしい)
このように、生活の中でそのまま使える形で覚えるんです。しかもこの「be動詞 + 形容詞」という形は、中学1年生で習う、英語の土台になる基本文法でもあります。小学生のうちに I'm happy. のセットが口から出てくるようになっていれば、中学英語のスタートで大きなアドバンテージになりますよ。
12個の覚える順番
12個を一度に覚える必要はありません。えいごの実でおすすめしているのは、次の3グループに分けて、上から順に進める覚え方です。
- まずは自分の状態から:happy / tired / hungry / sleepy 毎日のように感じる、いちばん身近な4つから。「ねむい」「おなかすいた」は子どもが日常でよく口にする気持ちなので、英語に置きかえやすいんです。
- 次に、強い気持ち:sad / angry / excited / surprised うれしい・かなしい・おこる・おどろく、といった気持ちの動きが大きいもの。
- 最後に、少し複雑な気持ち:bored / scared / nervous / proud 「たいくつ」「きんちょうする」「ほこらしい」は、少しおとなびた気持ち。ここまで来ると、英検3級レベルの語彙にも手が届きます。
このように「自分の状態 → 強い気持ち → 複雑な気持ち」と階段を上がっていくと、12個が無理なく身についていきます。
もっと知りたい人へ|英検レベル別・感情を表す形容詞の英語一覧
「感情を表す形容詞の英語の一覧を、もっと見てみたい」という方のために、気持ち・状態を表す英語を英検のレベル別に並べた早見表を用意しました。先ほどの12個を覚えたあとの「次の一歩」として使ってください。
| 英検レベル | 気持ち・状態を表す英語 |
|---|---|
| 5級(基礎) | happy(うれしい)/ sleepy(ねむい)/ hungry(おなかがすいた)/ fine(元気な)/ busy(いそがしい) |
| 4級 | sad(かなしい)/ angry(おこっている)/ tired(つかれた)/ excited(わくわくする)/ sick(ぐあいが悪い)/ thirsty(のどがかわいた) |
| 3級 | glad(うれしい)/ surprised(おどろいた)/ bored(たいくつな)/ scared(こわい)/ afraid(おそれて)/ nervous(きんちょうする)/ proud(ほこらしい)/ lonely(さびしい)/ shy(はずかしがりの)/ upset(動揺した) |
| 準2級(おまけ) | worried(心配している)/ calm(落ち着いた)/ confident(自信がある)/ curious(好奇心がある) |
ここで大切なのは、この一覧を全部覚えようとしないこと。5級をめざすお子さんなら、上の5級の5個と、先ほどの12個の基本でまず十分です。学年や英検のレベルが上がるにつれて、下の段の気持ちことばが少しずつ「自分のことば」になっていきます。
この表は、気になったときに見にくる「気持ちの英語の地図」くらいの感覚で使ってください。上から下へ、英検の階段を一段ずつ上がっていくイメージで眺めると、いま自分がどのあたりにいるのかも見えてきます。
ポジティブ?ネガティブ?気持ちの英語を分けて整理
12個を覚えるとき、「いい気持ち」「いやな気持ち」でざっくり仲間分けしておくと、記憶に残りやすくなります。表で整理してみましょう。
| グループ | 英語 |
|---|---|
| ポジティブ(いい気持ち) | happy / excited / proud / glad |
| ネガティブ(いやな気持ち) | sad / angry / tired / bored / scared / nervous |
| 状態(どちらでもない) | hungry / sleepy / surprised |

hungry(おなかがすいた)や sleepy(ねむい)は、気持ちというより「体の状態」を表すことば。surprised(おどろいた)は、うれしいおどろきにも、こわいおどろきにも使えるので、まんなかに置いています。
使い分けに迷ったら、えいごの実のレッスンで子どもたちに伝えているコツはシンプルです。「今の自分の気持ちに、いちばん近いものを選ぶ」。完璧に正しい1語を探すより、近いものをえらんで口に出すほうが、ずっと英語が身につきます。最初は happy と sad の2つだけでも、立派に気持ちを伝えられているんですよ。
学校で習う「気持ちの英語」とのつながり
気持ちを表す英語は、学校の授業でもちゃんと登場します。学校で習う内容と、この記事の12個がどうつながっているかを見ておきましょう。
小学校での「気持ち」の英語
文部科学省の学習指導要領では、小学校の外国語(英語)で「自分の考えや気持ちなどを、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合う」ことが目標のひとつとされています。教科書でも、happy や sad のような基本の気持ちことばは、5・6年生で扱われる身近な語彙です。
学校の授業では、たとえば「今日の気持ちを英語で言ってみよう」といった活動の中で、I'm happy today. のような表現に触れます。この記事で覚える12個は、学校で出てくる気持ちことばとほぼ重なっています。だから、家でこの12個を覚えておくと、学校の授業でも「あ、知ってる!」という場面が増えて、英語への自信につながります。
中学1年の「be動詞 + 形容詞」に直結する
そして、ここがいちばん大切なポイント。先ほどお伝えした「I'm + 形容詞」のセットは、中学1年生で習う be動詞 + 形容詞という文法、そのものです。
I am happy. / You are tired. / She is hungry. ——中学の教科書に出てくるこの形を、小学生のうちに気持ちことばで体に入れておけば、中学英語のスタートでつまずきにくくなります。「文法」として身構える前に、「気持ちを言うことば」として自然に使えている。これが理想なんです。
学校のテストではこう出る
小学校高学年の英語テストでは、気持ちを表す英語はこんな形で出ることが多いです。
- 絵に合う英語を選ぶ:にっこりした顔の絵を見て、
happy/sad/angryから正しいものを選ぶ - 空らんをうめる:
I am ___ .の空らんに、その場面に合う気持ちことばを入れる - 線でつなぐ:
happyと「うれしい」を線で結ぶ
どれも、この記事の12個を「I'm + 形容詞」のセットで覚えておけば、無理なく解ける形ばかりです。学校のテストは、英検への準備運動。気負わずに取り組んでいるうちに、英検でも通用する力が育っていきます。
学校英語と英検の関係をもっと総合的に知りたい方は、小学生の英語テストはどう対策する?の記事で、学校のテストから英検までの全体像をまとめています。
英検5級・4級で「気持ち」はどう出る?(ここが本題)
ここからが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。「気持ちの英語を覚えて、英検に挑戦したい」というお子さん・保護者の方に向けて、英検5級・4級で気持ちことばが実際にどう出題されるかを、具体的に見ていきます。
英検5級:リスニング第3部の「イラスト問題」で出る
英検5級のリスニングは3つのパートに分かれていて、その第3部は「イラストを見ながら英文を聞き、絵に合う英文を3つの選択肢から選ぶ」という形式です。
ここで、気持ちを表す英語が活躍します。たとえば、女の子がうれしそうにしているイラストを見ながら、The girl is happy.(その女の子はうれしい)のような英文を選ぶ、という問題です。
5級のイラスト問題は、動作や天気、時刻といった身近な場面が中心ですが、その中で happy(うれしい)・sleepy(ねむい)・hungry(おなかがすいた)のような気持ち・状態を表すことばも登場します。どれもこの記事の12個に入っている、基本のことばです。
教室で子どもたちに伝えているのは、このタイプの問題を解くときの「絵の表情と形容詞を、1枚のカードのように覚える」というコツ。「ぐったりした顔 = tired」「にっこりした顔 = happy」のように、表情とことばをセットで結びつけておくと、絵を見た瞬間に答えがパッと浮かぶようになるんです。歌で気持ちことばを耳に入れる方法は、小学生におすすめの英語の歌23選の Happy・Don't Worry Be Happy・If You're Happy の3曲が直接つながりますよ。
英検4級:会話の流れから「気持ち」を読み取る
英検4級になると、気持ちことばの出方が少しレベルアップします。
4級のリスニングでは、第1部で「会話の最後のことばに合う応答を選ぶ」、第2部で「会話を聞いて、その内容についての質問に答える」という形式が出ます。気持ちことばは、この会話の中で登場するんです。
たとえば、こんな対話を聞く場面を想像してみてください。
A: You look tired, Kathy.(つかれてるみたいだね、キャシー) B: Yeah, I studied all night.(うん、ひとばんじゅう勉強したの)
そして質問が「Kathy はどう感じている?」。答えは She is tired.(つかれている)です。
ここで大事なのは、tired という単語の意味を知っているだけでは足りない、ということ。「ひとばんじゅう勉強した → だからつかれている」という、会話の流れから気持ちを読み取る力が問われます。レッスンで大切にしているのも、4級のリスニングを「形容詞をひとつずつ暗記する」のではなく、「対話の流れを追って、どんな気持ちかを考える」練習として進めること。これは、英検に挑戦するお子さんがいちばん知りたいコツのひとつなんです。
もうひとつ、えいごの実が「気持ちを問う問題」で大切にしている見方があります。それは「Why?(どうして?)に耳をすませる」こと。「つかれている」という気持ちには、たいてい「ひとばんじゅう勉強した」のような理由がくっついています。会話の中の「理由を表す部分」に耳をすませると、答えの気持ちが自然に見えてくるんです。
たとえば、こんな対話もよく出ます。
A: How was the movie, Tom?(映画どうだった、トム?) B: It was boring. I almost slept.(たいくつだったよ。ねそうになっちゃった)
質問が「Tom はどう感じた?」なら、答えは He was bored.(たいくつだった)。「ねそうになった」という具体的な様子が、bored という気持ちのヒントになっています。様子や理由から、気持ちにたどりつく——この読み取り方が身につくと、4級リスニングがぐっと安定しますよ。

学校英語 → 英検への「橋わたし」
ここまで見てきたように、この記事の12個は、英検でしっかり役立ちます。整理すると——
- 5級では、イラスト問題の中で基本の気持ち・状態ことば(happy / sleepy / hungry など)が登場します
- 4級では、会話の流れから気持ちを読み取る問題が出ます
- 3級に進むと、
scared(こわい)・nervous(きんちょうする)・proud(ほこらしい)のような、少し複雑な気持ちことばも加わります
ここで思い出してほしいのが、最初にお伝えした「まず12個」の考え方です。5級のうちは基本の数個、4級でいくつか足し、3級でまた足す。学年と級が上がるにつれて少しずつ増やしていけば、全部いっぺんに覚えなくて大丈夫です。
だから、いま学校で習っている気持ちの英語は、決してむだになりません。学校英語は、そのまま英検につながる階段の一段目。一段ずつ上がっていけば、自然と英検に届く力がついていきます。
家庭での覚え方|「場面」とセットにするのがコツ
ここからは、おうちで気持ちの英語を覚えるための、具体的な方法をご紹介します。「単語帳でひたすら暗記」ではなく、生活の場面とセットにするのが、いちばん身につく覚え方です。覚えた気持ちことばは、そのまま英会話で使えるフレーズになっていきます。
1日の中の「気持ちカレンダー」
いちばん手軽なのは、1日の中で実際に感じた気持ちを、その場で英語にしてみること。
- 朝、起きたとき:
I'm sleepy.(ねむい) - 学校から帰ってきたとき:
I'm tired.(つかれた)/I'm hungry.(おなかがすいた) - 楽しいことがあったとき:
I'm happy!(うれしい!)/I'm excited!(わくわくする!) - いやなことがあったとき:
I'm angry.(おこってる)/I'm sad.(かなしい)
ポイントは、「実際にそう感じた瞬間」に言うこと。教科書の例文より、自分の本当の気持ちのほうが、ずっと記憶に残ります。親子で「How do you feel?(今どんな気持ち?)」と聞き合うのを、1日1回の習慣にしてみてください。
「気持ちカード」の作り方(三点セットがコツ)
もう一歩進めたい方には、手作りの「気持ちカード」がおすすめです。
ただし、えいごの実のレッスンからお伝えしたいコツがあります。それは、「写真 + 形容詞 + 場面」の三点セットで作ること。
よくある単語カードは「絵 + 単語」の二点セットですが、抽象的なイラストだけだと、子どもの記憶に残りにくいんです。そこで——
- 本物の表情の写真(お子さん自身の写真でもOK)
- 形容詞(
happyなど) - その気持ちになった場面(「テストで100点とったとき」など)
この3つをひとつのカードにまとめると、「あのときのうれしい気持ち = happy」と、体験ごと記憶に結びつきます。作り方も簡単で、楽しかった瞬間に写真を撮る → 一緒に英語のラベルをつける → 1日1枚から、で十分です。ゲーム感覚で集めていくと、子どもが自分から作りたがるようになりますよ。
たとえば、運動会で1位になった日の写真には proud(ほこらしい)。お化け屋敷の前で撮った写真には scared(こわい)。旅行に出発する朝のわくわくした写真には excited(わくわくする)。こうしてその子だけの「気持ちアルバム」ができていくと、英語の気持ちことばが、ただの暗記ではなく「自分の思い出」として残っていきます。思い出と結びついたことばは、忘れにくいんです。
歌・プリント・ラジオと組み合わせる
気持ちカードに加えて、ほかの教材と組み合わせると、定着がぐっと進みます。
- 耳に入れる:
HappyやDon't Worry Be Happyなどの歌で、気持ちことばを音から覚える - 手を動かす:小学生の英語プリントのセット10「会話」と組み合わせて、書きながら覚える
- 続ける:小学生のNHK基礎英語ラジオでは、気持ちを表す表現が毎回のように登場します
「聞く・書く・続ける」を少しずつ重ねていくと、12個の気持ちことばが、お子さんの中にしっかり根づいていきます。
気持ちを表す表現も家庭での英語学習の一部です。全体の進め方は家庭での英語学習の進め方を参考に。
よくある質問
- 英語で気持ちを表す形容詞の一覧は?
-
まずはこの記事でご紹介している12個から始めるのがおすすめです。具体的には happy / sad / angry / tired / hungry / sleepy / excited / bored / scared / surprised / nervous / proud。基本の happy・sad あたりは5級・4級でよく出て、scared・nervous などは3級にかけて広がっていきます。どれも
I'm+ 形容詞のセットで覚えると、そのまま会話で使えるようになります。 - ポジティブな気持ちを表す英語は?
-
ポジティブ系は happy(うれしい)・glad(うれしい)・excited(わくわくする)・proud(ほこらしい)など。反対にネガティブ系は sad(かなしい)・angry(おこっている)・tired(つかれた)・bored(たいくつ)・scared(こわい)・nervous(きんちょうする)などです。この記事の「ポジティブ?ネガティブ?」のセクションで、色分けして整理しています。
- 中学1年の英語の文法と、どうつながりますか?
-
気持ちの英語は、中学1年で習う「
be動詞+ 形容詞」という、英語の土台になる文法に直結します。この記事でご紹介しているI'm+ 形容詞のセットが、そのまま中学1年の教科書に出てきます。小学生のうちに気持ちことば12個をこのセットで覚えておくと、中学英語にスムーズに入っていけます。学校英語全体の流れは小学生の英語テストはどう対策する?で総合的にまとめています。 - 英会話で気持ちを伝えるフレーズは?
-
日常会話でよく使う形は3つ。
I'm 〜.(わたしは〜です)、You look 〜.(あなたは〜に見えるね)、That's 〜.(それは〜だね)です。たとえばI'm happy.(うれしい)、You look tired.(つかれてるみたいだね)、That's exciting!(それわくわくするね!)のように使います。家庭での具体的な使い方は、この記事の「家庭での覚え方」で紹介しています。 - 人間の8つの基本的な感情とは?
-
心理学者プルチックが提唱した8つの基本感情は「喜び・信頼・恐れ・驚き・悲しみ・嫌悪・怒り・期待」とされています。まず英語の基本12個を覚えたら、
I trust you.(あなたを信じる)のような少し高度な表現にも挑戦してみましょう。気持ちの幅が広がると、英語で表現できることも広がっていきます。
まとめ|12個から、英検まで
最後に、この記事のポイントを3つにまとめます。
- まずは12個から始める。 日本語の気持ちことばは数えきれませんが、英語はまず12個で十分。少ない数から確実に。
- 「I’m + 形容詞」のセットで体に入れる。 単語だけでなく、かたまりで覚える。これがそのまま中学英語の入り口になります。
- 学校英語 → 英検まで、ひとつの階段でつながっている。 5級・4級・3級と、一段ずつ上がっていけば大丈夫。
明日からできる小さな一歩は、寝る前に「How do you feel?」と聞いて、お子さんに I'm happy. か I'm sleepy. のどちらかを言ってもらうこと。それだけで、気持ちの英語学習はもう始まっています。
えいごの実は、教室として、ご家庭での英語学習をこれからも応援しています。気持ちを英語で言えるようになる小さな成功体験が、お子さんの「英語って楽しい」の入り口になりますように。英語そのものを「いやだ」と感じはじめているお子さんには、英語を嫌いになる理由と今日からできる接し方も参考になります。


