「最近、英語の宿題になると急に機嫌が悪くなる」「『英語、きらい』と言うようになって、どう声をかけたらいいのか分からない」——そんなふうに感じたこと、ありませんか。お子さんが英語をいやがりはじめると、どう接したらいいのか分からなくて、こちらまで心配になりますよね。
でも、安心してください。英語を嫌いになるのには、実はいくつかの共通した理由があります。そして、その多くは、家庭でのちょっとした声かけや工夫で、防いだり、やわらげたりできるんです。
この記事では、英語が苦手・嫌いな小学生がどれくらいいるのか(データで見る安心)、なぜ嫌いになるのか(理由の整理)、そして今日から家庭でできる一歩までを、英語が苦手な子をたくさん見てきた経験も交えながら、お伝えします。
結論:「できた」を先に作れば、英語は嫌いになりにくい
先に、この記事でいちばん伝えたいことをお話しします。
小学生が英語を嫌いになる理由は、お子さんの能力や、ご家庭の関わり方が「間違っていた」からではありません。多くは、英語という教科の特徴(音と文字のズレ、覚えることの多さ、「できた」という実感の持ちにくさ)と、学年が上がるにつれてテストや成績が関わってくることが重なって起こります。
つまり、理由がわかれば、対処もできるということ。そして、その対処の鍵になるのが「『できた』を先に作る」という考え方です。難しい文法や読み書きから入るのではなく、まず「聞いてみたら分かった」という小さな成功体験を積むこと。これが、英語を好きでい続けるための、いちばんの土台になります。
英語が苦手・嫌いな小学生は、どれくらいいるの?

最初に、データを見て安心していただきたいことがあります。
光村図書出版が小・中学生とその保護者に行った意識調査(2022年)では、小学生の約3人に2人(64.8%)が「英語が好き・得意」と答えています(参考:光村図書出版「子どもと保護者の英語学習に関する意識調査」)。つまり、多くの小学生は、英語にちゃんと前向きなんです。
一方で、残りの約3割のお子さんは「好き・得意」とまでは感じていません。「うちの子だけが英語を嫌がっている」と思いつめてしまいがちですが、英語に苦手意識を持つお子さんは、決して珍しくないんです。むしろ、これだけ多くの子が同じように感じているのですから、「うちの子だけの問題」ではない、と知っておくだけでも、少し肩の力が抜けます。
そして、もうひとつ知っておきたいのが、学年が上がるにつれて苦手意識が強まりやすいという傾向です。同じ調査では、「とても苦手意識がある」と答えた割合は、小学生で6.6%だったのに対し、中学生では12.2%と、およそ2倍になっています。国立教育政策研究所の調査でも、英語を「好き」と答える小学生は6年生でも7割程度を保っている一方で、「きらい」と感じる子は学年が上がるほど少しずつ増える傾向が示されています(参考:国立教育政策研究所「小学校英語教育に関する調査研究報告書」)。
苦手意識の中身は、ぼんやりと「英語がきらい」というより、「読めない」「聞き取れない」「覚えられない」といった、具体的なつまずきであることがほとんどです。どこかでつまずいた経験が少しずつ積み重なって、「嫌い」に変わっていくんです。逆に言えば、つまずいているところを見つけてあげれば、「嫌い」はやわらいでいきます。
だからこそ、英語をまだ嫌いになりきっていない小学生のうちに、嫌いになる芽を、小さなうちに摘んでおくことが大切になります。
小学生が英語を嫌いになる主な理由

では、なぜ小学生は英語を嫌いになってしまうのでしょうか。その理由を、保護者の目線で整理してみます。理由がわかると、「だから、こうすればいい」という対処が見えてきます。
理由1:わからないまま、どんどん先に進んでしまう
英語は、前に習ったことの上に、新しいことが積み重なっていく教科です。一度「ここがよく分からない」という箇所ができると、その上に乗る内容も連鎖的に分からなくなっていきます。授業や教材はどんどん先へ進むので、つまずきが放置されると「もう何も分からない」という状態になりやすく、これが「英語=分からない=嫌い」という気持ちに直結します。
家庭では、「テストの点が急に下がった」「『どこが分からないの?』と聞いても答えられない」といったときが、つまずきが放置されはじめたサインです。気づいたときに「ここ、もう一回だけ一緒に見てみようか」と声をかけてあげるだけで、分からないの連鎖が止まることも、よくあるんですよ。
理由2:聞こえる音と、書いてある文字がズレている
日本語は、ひらがなを覚えれば、ほぼ書いてある通りに読めます。ところが英語は、つづりと発音が一致しないことが多く(同じ文字でも単語によって音が変わります)、ここで多くの小学生がつまずきます。とくに、英語の音を日本語の読み仮名に置きかえて覚えるクセがつくと、本物の音と結びつかず、「読めない・聞き取れない」という壁にぶつかってしまうんです。
「意味は分かるのに、その単語が読めない」という子は、とても多いんです。これは、頭の良し悪しではなく、英語の音と文字の関係に、まだ慣れていないだけ。だから「読めるかどうか」だけで判断せず、「聞いて分かるか」もあわせて見てあげると、お子さんの本当の力に気づけます。
理由3:覚えることばかりで、楽しくない
単語を一つずつ暗記する、文法のルールを覚える——こうした「暗記中心」の学び方は、小学生にとって退屈に感じられがちです。とくに、何のために覚えるのかが見えないまま暗記が続くと、英語は「やらされるもの」になり、楽しさを感じる前に気持ちが離れてしまいます。
覚えた単語が「いつ・どこで使えるのか」が見えないと、暗記はただの作業になってしまいます。逆に、覚えた英語が会話やゲームの中で「使えた!」となると、同じ暗記でも、ぐっと楽しくなります。
理由4:「できない」体験ばかりが積み重なる
テストでバツが多い、音読でつっかえる、まわりの子はスラスラ言えるのに自分は言えない——こうした「できなかった」という体験が積み重なると、英語に向かうたびに自信を失っていきます。だれだって、うまくいかないことが続けば、だんだん避けたくなりますよね。英語も同じで、「できた」が足りないことが、苦手意識のいちばん大きな土台になるんです。
やっかいなのは、いちど「自分は英語ができない」と思い込むと、本当はできる問題まで「どうせ無理」と感じてしまうこと。だからこそ、小さくても「できた」を見つけて、言葉にして伝えてあげること。それが、何よりの薬になるんです。
理由5:テストや成績、まわりとの比較のプレッシャー
小学5年生から英語は「教科」になり、成績がつくようになります。テストの点数や、まわりの子との比較を意識しはじめると、英語が「楽しいもの」から「評価されるもの」に変わってしまうんです。評価が本格的に関わってくる時期は、苦手意識が芽生えやすいタイミングと、ちょうど重なる時期です。
「○○ちゃんはもう英検を持っている」「平均より下だった」——こうした比較は、子どもが自分から口にしなくても、まわりの会話や、保護者の表情から、敏感に伝わっていることがあります。点数そのものより、「前より分かるようになったところ」に目を向けてあげると、プレッシャーはやわらいでいきます。
理由6:学び方とお子さんの個性が、合っていないこともある
これは軽く触れる程度に。お子さんによって、得意な学び方は違います。耳から覚えるのが得意な子もいれば、目で見て覚えるのが得意な子もいます。たまたま一律の方法が合わないだけなのに、「自分は英語ができない」と感じてしまうことも、あるんです。学び方を少し変えるだけで、すっと楽になるお子さんも、少なくありません。たとえば、じっと座って書く練習は苦手でも、体を動かしながら歌うと、驚くほど覚える子もいるんです。「合う入口」を探してあげる、という気持ちでいると、関わりがぐっと楽になります。
英語が嫌いになりやすいのは、いつ?
英語を嫌いになりやすい「転機」は、いつごろなのでしょうか。あらかじめ知っておくと、その時期に、少し気をつけてあげられます。
小学3年生:外国語活動が始まる
3年生から、学校で英語(外国語活動)が始まります。ここは成績がつかず、聞く・話すを中心に楽しむ時期です。まだ「嫌い」になることは多くありませんが、ここでの最初の印象が、このあとの「好き・きらい」に響いてくるんです。
小学5年生:英語が「教科」になる
5年生から、英語は正式な教科になり、成績や評価が入ってきます。読み書きの比重も増え、「できた・できない」がはっきり目に見えてくる時期。「聞く・話す」中心だった英語に、急に「読む・書く」が加わり、単語のつづりを覚えるテストも始まります。ここで一度つまずくと、「英語は難しい」という印象がつきやすい、最初の大きな節目です。学校の英語テストの中身や、家庭でできる備えは、小学生の英語テストの傾向と対策にもまとめています。
中学1年生の手前:いちばん注意したい時期
ベネッセ教育総合研究所の調査では、英語を苦手と感じるようになった時期として「中学1年の前半」を挙げる人がもっとも多くなっています(参考:ベネッセ教育総合研究所「高1生の英語学習に関する調査〈2015-2019継続調査〉」)。中学に入ると、文法・単語・つづりが一気に増え、テストの比重も大きくなるためです。だからこそ、小学校の高学年のうちに「英語は分かる・楽しい」という感覚を持たせておくことが、中学英語へのいちばんの備えになります。
嫌いを乗り越える大原則:「できた」を先に作る

ここからは、嫌いを防ぐ・好きに戻すために、家庭でできることをお伝えします。理由がわかれば、もう半分は解決したようなもの。むずかしいことは、ひとつもありません。まずは、いちばん大切な土台になる考え方からです。
えいごの実のレッスンでは、英語が初めての子や、苦手意識を持ちはじめた子に対して、文法や読み書きからではなく、まず「聞くこと」から始めます。文字や文法から入ると「難しそう」と身構えてしまう子も、音を聞くだけなら「聞いてみたら、分かった!」という小さな成功体験を作りやすいからです。
この「できた」という前向きな気持ちが、その後の学習意欲を、ぐっと支えてくれます。英語を好きでいられるかどうかは、最初に「できない」と「できた」の、どちらを多く感じるかで、大きく変わってくるんです。
家庭でいちばん取り入れやすいのが、英語の歌やかけ流しです。意味が全部わからなくても大丈夫。好きなメロディで英語の音に親しむことが、「英語って楽しい」の入口になります。学年別のおすすめは、小学生におすすめの英語の歌をまとめた記事も参考にしてみてください。
聞くといっても、机に向かう必要はありません。朝の支度中や、車での移動中に、英語の歌をBGMのように流しておくだけでも十分です。少し慣れてきたら、短い英語の音声を一緒に聞いて、「今、なんて言ってたと思う?」と軽く聞いてみるのもおすすめ。当てられなくても問題ありません。「英語の音に耳を向ける」という習慣そのものが、聞く力の土台を、少しずつ作ってくれます。
今日からできる、家庭での一歩
さきほどの理由を思い出しながら、家庭でできる小さな行動に落としてみましょう。どれも、特別な教材や英語力がなくても始められます。大切なのは、6つ全部をいっぺんにやろうとしないこと。お子さんの様子を見ながら、できそうなものを1つか2つ選んで、今日から試してみてください。続けていくうちに、お子さんに合うものが、だんだん見えてきます。
1. 全部をやらせようとしない
えいごの実が大切にしているのは、「今、その子に必要なことだけに絞る」という考え方です。英語には覚えることがたくさんありますが、それを一度に全部やらせようとすると、子どもはあっという間に疲れて、英語そのものが嫌いになってしまいます。中学英語を先取りで全部やる必要もありません。今のお子さんに必要な、ほんの少しに絞ってあげてください。「今日はこの3つだけ覚えられたら花マル」というように、ゴールを小さく区切ってあげると、子どもは達成感を持ちやすくなります。
2. 音から慣らす(読み仮名に置きかえない)
英語の音を日本語の読み仮名で書いて覚えさせると、本物の音と結びつかなくなります。完璧に発音させようと頑張る必要はありません。歌や動画、英語の音声を「聞く」時間を、少しずつ作るだけで十分です。耳が音に慣れてくると、「聞き取れた」という実感が、自信につながっていきます。たとえば、お子さんが口にした英語を、わざわざ直さずに「いいね、もう一回聞かせて」と返してみる。それだけでも、英語を声に出すハードルは下がります。決まった時間に英語を耳に入れる習慣をつけたいなら、NHKの基礎英語ラジオを小学生が活用する方法も、毎日続けやすくておすすめです。
3. 単語は「ひとつずつ」より「場面ごと・グループで」
単語は、1個ずつバラバラに覚えるより、場面やグループでまとめて覚えるほうが、記憶に残りやすく、そのまま会話で使えます。たとえば「週末(weekend)」なら、”play with my friends” や “go to the park” のように、よく一緒に使うフレーズをセットで覚えるイメージです。
やり方はかんたんです。まず、紙の真ん中に覚えたい言葉(たとえば weekend)を書きます。次に、そこから思い浮かぶことを、線でつなぎながら書き出していきましょう。最後に、それぞれに主語の「I(わたしは)」をつけて文の形にしてみると、”I play with my friends.” のように、覚えた言葉がそのまま文になります。こうすると、覚えた言葉がそのまま「使えた!」という実感につながります。家庭でも、日常の場面とセットで英語を増やしていくのがおすすめです。たとえば、英語で使える質問フレーズを場面別にまとめた記事を、親子で一つずつ試してみるのも、いい練習になります。
4. 短期集中で、毎日少しずつ
えいごの実でも、長い時間をまとめてやるより、短い時間を毎日続けるほうが力になると考えています。小学生がやる気を保てるのは、長くても半年ほど。だらだらと長く続けるより、「今日はこれだけ」と区切って、毎日少しずつ触れるほうが、無理なく続けられます。1日5分でも、毎日触れていれば、英語は「特別な勉強」ではなく「いつもの習慣」になります。英検や受験など目標がある場合も、3〜6ヶ月くらいの短期集中で区切るほうが、やる気が最後まで続きやすいんです。
5. 気持ちを英語で言えるようにしてあげる
「うれしい」「楽しい」「つかれた」——自分の気持ちを英語で言えると、英語が「自分のことば」になり、ぐっと身近に感じられます。難しい単語は要りません。気持ちを表す英語の言い方をまとめた記事から、まずいくつか一緒に覚えてみてください。お子さんが「楽しい!」「これ、いや」と気持ちを英語でこぼせるようになると、英語が感情と結びついて、記憶にも残りやすくなります。
6. まわりと比べない・本人の気持ちを確かめる
他の子と比べる言葉は、子どもの自信を、いちばん削ってしまいます。「○○ちゃんはできるのに」ではなく、「昨日より聞き取れたね」と、その子の中での成長を見つけてあげてください。そして、何をやりたいか・やりたくないかを、お子さん本人に聞いてあげること。本人の気持ちを尊重してもらえると、子どもは安心して、英語に向かえます。
声かけは、ほんの少しの言い換えで変わります。「なんでこんな問題もできないの」ではなく「ここまでできたね、次いってみようか」。「もっと頑張りなさい」ではなく「今日はここまでにしようか」。子どもは、英語そのものより、「英語の時間に、どんな気持ちになったか」のほうをよく覚えています。「英語の時間って、なんだか楽しかったな」——その記憶こそが、また英語に向かう力になるんです。
なお、何から手をつければいいか迷うときは、おうち英語の進め方ややる順番をまとめた記事も、入口として役立ちます。
「もう無理かも」と感じたら——立ち止まる勇気も大切

最後に、いちばん大切なことをお伝えします。
もしお子さんが、英語を前にして泣いてしまう、お腹が痛くなる、はげしく拒否する——そんな強いサインが出ているときは、無理に続けさせないでください。
えいごの実では、保護者の方の希望だけでなく、どんなに小さなお子さんにも、本人がやりたいかどうかを確かめ、その気持ちを尊重することを大切にしています。英語も同じです。今は「いったん離れる」「好きな入口(歌や動画など)に戻る」「他の子と比べない」——この3つを思い出してください。少し距離を置くことは、決して後退ではありません。
英語を好きでいられることのほうが、今すぐ先へ進めることより、ずっと大切です。強い拒否が続くようなら、学校の先生や、英語の指導に慣れた方に、穏やかに相談してみるのもいい方法です。お子さんに合った入口は、必ず見つかりますよ。
伸びていくのは、英語が「得意」な子というより、「英語の時間を楽しんでいる子」「分からないことを気軽に質問できる子」です。逆に、途中で諦めてしまう子は、英語そのものより先に、英語の時間が「つらいもの」になってしまっていることが多いんです。だから今は、点数や進み具合より、「英語の時間が、嫌いじゃない」という状態を守ってあげることが、何より先決になります。
英語を好きにさせる家庭学習のやり方の全体像は、こちらの記事にまとめています。あわせてどうぞ。
よくある質問
- 英語が苦手・嫌いな小学生は、どれくらいいますか?
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小学生の約3人に2人(64.8%)は「英語が好き・得意」と答えており、多くの子は英語に前向きです(光村図書出版 2022年調査)。ただし残りの約3割は「好き・得意」とは感じておらず、苦手意識を持つ子は珍しくありません。また、苦手意識は学年が上がるほど強まりやすい傾向があります。
- 小学生が英語を嫌いになる、もっとも多い理由は何ですか?
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ひとつに絞るのは難しいのですが、もっとも大きいのは「できた」という成功体験の不足です。わからないまま先に進む、音と文字のズレ、暗記中心で楽しくない、まわりとの比較——こうした要因が重なって、「英語=できない=嫌い」という気持ちが育ってしまいます。
- 英語が嫌いになりやすい時期はいつですか?
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成績が入る小学5年生(教科化)と、文法や単語が一気に増える中学1年の手前が、とくに注意したい時期です。ベネッセ教育総合研究所の調査でも、英語を苦手と感じはじめた時期として「中学1年の前半」がもっとも多く挙がっています。
- 一度嫌いになった英語を、また好きにさせるには?
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「できた」を先に作ることが、いちばんの近道です。文法や読み書きではなく、まず聞くこと(歌・かけ流しなど)から始めて、「聞いてみたら分かった」という小さな成功体験を積み直しましょう。全部をやり直そうとせず、好きな入口から少しずつで大丈夫です。お子さんが好きなもの(音楽・動物・スポーツなど)と英語をつなげてあげると、戻ってくるきっかけになりやすくなります。
- 英語を嫌がって泣いたり、体調に出たりするときはどうすればいいですか?
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無理に続けさせないことが大切です。いったん離れて、歌や動画など好きな入口に戻り、他の子と比べないこと。本人の気持ちを確かめながら進めてください。強い拒否が続く場合は、学校の先生や、指導に慣れた方に穏やかに相談してみましょう。
- 英語が苦手でも、英検は受けられますか?
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受けられます。英検5級・4級は紙のテストとリスニングが中心で、対面の面接はありません(対面の面接があるのは3級からです)。とくに5級は、筆記が苦手でも、リスニングで点を取れれば合格できることがあります。「聞く力」から始めるのは、英検の入口としても無理がありません。
まとめ:英語を嫌いにさせない4つのポイント
最後に、この記事の要点を振り返ります。
- 理由を知れば、対処できる — 英語を嫌いになるのは、音と文字のズレ・暗記中心・できない体験の積み重ね・比較のプレッシャーなどが重なることが原因で、お子さんやご家庭のせいではありません。
- 「できた」を先に作る — 文法や読み書きより、まず「聞いて分かった」という小さな成功体験から。歌やかけ流しが入口になります。
- 今日からの一歩は小さくていい — 全部やらせない/音から慣らす/場面やグループで/毎日少し/気持ちを言えるように/まわりと比べない。
- 無理させない — 強い拒否のサインが出たら、いったん離れる勇気を。英語を好きでいられることが、何より大切です。
英語が苦手でも、嫌いになりかけていても、入口を変えれば、お子さんはまた英語に向き合えます。今日、ほんの小さな「できた」を一つ、いっしょに作ってみてください。そして、お子さんの「英語、嫌い」に気づいて、こうして向き合おうとしていること自体が、もう大きな一歩なんです。あせらず、お子さんのペースで進めていきましょう。

