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小学生の英語YouTube(ユーチューブ)おすすめ13選|学年別と正しい使い方

小学生の英語YouTubeおすすめ13選

「うちの小学生、YouTubeばかり見ている。どうせなら英語の動画を見せたいけど、何を選べばいいんだろう」「英語のユーチューブって、見せているだけで本当に力がつくのかな」——そんなふうに迷っているお父さん・お母さんは多いはず。

YouTubeは、お金をかけずに毎日ネイティブの英語に触れられる、家庭学習の入口として申し分のない教材です。ただし、効果が出るかどうかは、「どのチャンネルを選び、どう使うか」でほぼ決まります。

この記事では、小学1年生から6年生まで、学年別に厳選した英語YouTubeチャンネル13本をご紹介します。

日本でおなじみの定番だけでなく、海外のESL(英語を母語としない子向け)教育の現場や、韓国・台湾など日本と同じ環境で英語を学ぶ国で支持されているチャンネルまで調べて選びました。あわせて、チャンネル選びと同じくらい大切な家庭での使い方のコツと、英検リスニングへのつなげ方まで解説します。

目次

結論:チャンネルは学年と目的で選び、使い方で伸ばす

先に全体像をお伝えします。

低学年(小1〜2)は歌・フォニックスなどくり返しの多い動画で耳と音の土台づくり。中学年(小3〜4)はストーリーや基礎会話に進み、聞いた英語の意味が分かる楽しさを覚える時期。高学年(小5〜6)は科学・ニュース・海外の同世代の動画など、英語そのものではなく英語で何かを楽しむ段階に進みます。

そしてもうひとつ。実はチャンネル選びと同じくらい結果を左右するのが、字幕の使い分け・くり返し・親の関わりといった家庭での使い方です。本文の後半でくわしく扱います。

YouTubeで育てた「英語の音に慣れた耳」は、そのまま英検リスニングの土台になります。えいごの実が見すえているのは、5級・4級を通過点として小学6年生までに英検3級に届く流れ。この記事もそのロードマップの入口として読んでみてください。

YouTubeだけで英語は身につく?効果が出る家庭と出ない家庭の違い

「YouTubeで十分なの?」という疑問には、率直にお答えします。入口としては最良、でもそれだけで完結はしません。

YouTubeの強みは、お金をかけずに、本物の英語の音・リズム・表情に毎日触れられること。リスニングの素地づくりという点では、市販教材に引けを取りません。一方で、見せっぱなしの「ただ流れている英語」は、子どもにとって意味のない音として素通りしがちです。効果が出る家庭と出ない家庭の違いは、才能ではなく、動画選び×使い方×継続という条件がそろっているかどうかにあります。

えいごの実のレッスンでは、英検対策をどの級でも「まずリスニングから」始めています。文法から入ると身構えてしまう子も、リスニングなら「聞いてみたら分かった!」という最初の小さな成功体験を作りやすいから。YouTubeはこの耳からの成功体験を家庭で毎日積み上げられる、相性のいい道具なんです。

もうひとつ、保護者の方からよく聞くのが「子ども向けの英語動画って、幼児向けばかりで小学生にはちょっと幼い」という悩み。たしかに定番チャンネルの多くは未就学児を想定していて、小学校中学年・高学年の子が楽しめるものは意外と紹介されていません。そこで本記事では、中学年・高学年こそ充実させた学年別リストを用意しました。

【低学年】小学1〜2年生におすすめの英語YouTubeチャンネル4選

低学年は、意味の理解より「英語の音とリズムに親しむ」ことが目標です。歌・フォニックス・くり返しの多いチャンネルを選びましょう。なお、今回の13本は日本語の紹介記事だけに頼らず、英語圏のESL教師の定番や、韓国・台湾の保護者コミュニティで支持されるチャンネルまで調べたうえで、公式チャンネルの存在と更新が続いていることを確認して選んでいます。

1. Super Simple Songs

英語を母語としない子ども向けに作られた、英語ソングの世界的定番です。原曲よりテンポを落とし、歌詞をシンプルにアレンジしてあるので、英語が初めての子でも口ずさめます。色・数・あいさつ・天気など、英検5級の頻出テーマと重なる語彙が自然に耳に入るのも魅力です。

  • 対象の目安:小1〜2(未就学児から)
  • 小学生に合う理由:1本2〜4分と短く、毎日の習慣にしやすい。動作つきの歌が多く、体で覚えられる
  • チャンネル:Super Simple Songs 公式(YouTube)

歌からの耳づくりをもっと深めたい方は、学年別に23曲を厳選した小学生におすすめの英語の歌23選もあわせてどうぞ。

2. Alphablocks

イギリスBBCの子ども向け放送CBeebiesで生まれた、フォニックス(文字と音のルール)学習アニメです。アルファベットのキャラクターたちが手をつなぐと単語が生まれるという仕掛けで、「文字には音がある」という感覚が遊びながら身につきます。読みの入門として、イギリスの家庭や学校で広く使われてきました。

  • 対象の目安:小1〜2
  • 小学生に合う理由:1話5分前後で集中力が続く。文字と音がつながると、その後の単語学習がぐっとラクになる
  • チャンネル:Alphablocks 公式(YouTube)

数字が主役の姉妹シリーズNumberblocksもあり、英語で数に触れたい子にはそちらも好相性です。

3. Maple Leaf Learning

ESL教師チームが制作する、語彙学習に特化したチャンネルです。動物・食べ物・身の回りの物などテーマごとに歌と映像がセットになっていて、世界中の英語教室で教材として使われています。話す速さがゆっくりで、1本の動画で扱う単語が絞られているため、低学年でも置いていかれません。

  • 対象の目安:小1〜2
  • 小学生に合う理由:「今日はこの単語グループ」と目的を決めて見せやすい。パペットの掛け合いで飽きずに続く
  • チャンネル:Maple Leaf Learning 公式(YouTube)

4. Jack Hartmann Kids Music Channel

アメリカの小学校の教室で先生たちが日常的に流している、運動×学習ソングのチャンネルです。元教師のJackさんが、フォニックス・数・体の動きを組み合わせたオリジナル曲を歌い、子どもは画面と一緒に跳んだりしゃがんだりしながら英語を浴びます。日本の紹介記事にはあまり登場しませんが、現地の先生たちの「相棒」として知られる存在です。

  • 対象の目安:小1〜2(体を動かすのが好きな子に)
  • 小学生に合う理由:座って見るだけにならない。動きと音がセットになるので、エネルギーのあり余る低学年と相性抜群
  • チャンネル:Jack Hartmann Kids Music Channel 公式(YouTube)

【中学年】小学3〜4年生におすすめの英語YouTubeチャンネル4選

3年生から学校で外国語活動が始まる中学年は、歌だけの段階を卒業し、ストーリーと会話表現に踏み出すタイミング。「場面の中で使われる英語」を聞ける動画を選ぶと、学校の活動とも自然につながります。

5. Peppa Pig(ペッパピッグ)

イギリス生まれの国民的アニメで、こぶたのペッパ一家の日常を5分のミニストーリーで描く作品です。家庭での会話がそのまま英語になっているため、あいさつ・お願い・気持ちの表現が場面ごと頭に残ります。発音ははっきりしたイギリス英語で、聞き取りの練習にも好適です。

  • 対象の目安:小3〜4(低学年から高学年まで幅広く)
  • 小学生に合う理由:1話が短く、ストーリーが単純明快。「家族の日常」という題材は学年を問わず入りやすい
  • チャンネル:Peppa Pig 公式(YouTube)

6. English Singsing

韓国の教育チームが制作する、会話パターン学習のチャンネルです。日本と同じく英語を外国語として学ぶ国で作られているだけあって、「What’s your name?」「How are you?」のような基本表現を、アニメの対話でくり返し聞かせる構成が秀逸。英語字幕つきの動画が多く、音と文字を結びつける練習にも使えます。

  • 対象の目安:小3〜4
  • 小学生に合う理由:教科書で習う表現とそのまま重なる。会話→歌→おとぎ話とレベル別に素材がそろっている
  • チャンネル:English Singsing 公式(YouTube)

7. Steve and Maggie(Wow English TV)

英語の先生Steveとカササギのパペット・Maggieが繰り広げる、実写コント仕立てのEFL(外国語としての英語)専門チャンネルです。大げさな表情とリアクションで状況が伝わるので、日本語の説明がなくても意味が分かるのが大きな特長。ヨーロッパの英語教室で広く使われていますが、日本ではまだ知る人ぞ知る存在です。

  • 対象の目安:小3〜4(笑いが好きな子はどの学年でも)
  • 小学生に合う理由:画面のSteveが子どもに直接話しかけ、答えを待ってくれる。「見る」から「やりとりする」への橋渡しになる
  • チャンネル:Steve and Maggie 公式(YouTube)

8. British Council LearnEnglish Kids

英語教育の国際機関ブリティッシュ・カウンシルが、世界中の「英語を外国語として学ぶ子ども」のために運営する公式チャンネルです。短いお話・歌・文法アニメが語彙レベルごとに整理されていて、教材としての設計が圧倒的に丁寧。動画とセットで使える無料ワークシートが公式サイトに用意されているのも、家庭学習派にはうれしいところです。

  • 対象の目安:小3〜4(高学年の学び直しにも)
  • 小学生に合う理由:娯楽系チャンネルと違い、語彙と文法が段階的に積み上がるよう作られている
  • チャンネル:British Council LearnEnglish Kids 公式(YouTube)

【高学年】小学5〜6年生におすすめの英語YouTubeチャンネル5選

英語が教科になる高学年は、「子ども向け英語ソング」では物足りなくなる時期。ここからは発想を変えて、英語そのものではなく、英語で科学やニュースや遊びを楽しむチャンネルを選びます。じつはここが、日本の紹介記事がもっとも手薄なゾーン。知的好奇心をくすぐる5本を厳選しました。

9. SciShow Kids

「飛行機はなぜ空に白い線を残すの?」といった子どもの疑問に、司会のJessiとロボットのねずみが答えていく科学チャンネルです。アメリカの小学1〜3年生向けに作られていますが、外国語として英語を学ぶ日本の子には、この「ネイティブの低学年向け」こそ高学年にちょうどいい難易度。語彙が平易で、映像と実験が理解を助けてくれます。

  • 対象の目安:小5〜6(理科好きなら小4から)
  • 小学生に合う理由:テーマが学校の理科と重なり、「知ってる内容を英語で聞く」体験ができる
  • チャンネル:SciShow Kids 公式(YouTube)

10. Nat Geo Kids

ナショナルジオグラフィックの子ども版公式チャンネルです。動物・自然・宇宙のドキュメンタリー映像は世界トップクラスで、英語が全部聞き取れなくても映像が意味を教えてくれるのが強み。動物の名前や生態の語彙は、英検でも長くつき合う頻出分野です。

  • 対象の目安:小5〜6(動物好きなら学年を問わず)
  • 小学生に合う理由:圧倒的な映像力で「英語の動画を見ている」感覚が消える。週ごとに新作が追加され、飽きがこない
  • チャンネル:Nat Geo Kids 公式(YouTube)

11. Art for Kids Hub

アメリカの家族が運営するお絵かきチャンネルで、お父さんと子どもが並んで一緒に絵を描いていきます。「Draw a circle(丸を描いて)」「Now add two lines(線を2本足して)」と手順を英語で聞きながら手を動かすので、聞こえた英語のとおりに、その場で手が動く——ほかの動画では得がたい体験ができます。画面の中の子どもと同じ目線で参加できるのも魅力です。

  • 対象の目安:小5〜6(絵が好きなら小3から)
  • 小学生に合う理由:受け身の視聴ではなく、紙と鉛筆を持って参加する動画。完成した絵という成果が残り、達成感につながる
  • チャンネル:Art for Kids Hub 公式(YouTube)

12. CBC Kids News

カナダの公共放送CBCが運営する、子どもとティーンが記者を務めるニュースチャンネルです。9〜13歳向けに、時事・科学・スポーツ・ネットの話題を同世代の言葉で伝えてくれます。画面の向こうで自分と同じ年ごろの子が堂々と英語でレポートする姿は、それ自体が高学年には強い刺激。広告に頼らない公共放送ならではの安心感もあります。

  • 対象の目安:小5〜6
  • 小学生に合う理由:題材が「いま世界で起きていること」なので、英語学習と社会への関心が同時に育つ。英語字幕をつけて見るのがおすすめ
  • チャンネル:CBC Kids News 公式(YouTube)

13. Ryan’s World

3歳のおもちゃレビューから始まり、世界的な人気者になったRyanくんのチャンネルです。現在は実験・工作・スキット・ゲームなど内容が幅広く、家族の自然な英語のやりとりがたっぷり聞けます。話す速さは加工されていない等身大の英語なので、最初は分からなくて当然。好きな同世代のYouTuberを英語で追いかけるという、高学年ならではの動機づけに使ってください。

  • 対象の目安:小5〜6
  • 小学生に合う理由:「勉強の動画」感がゼロで、英語圏の子と同じものを見ているという満足感がある。おもちゃや商品の紹介も多いチャンネルなので、視聴時間を決めて親子で楽しむのが前提
  • チャンネル:Ryan’s World 公式(YouTube)

動画だけでなく英語の歌でも高学年の耳は育ちます。5年生のお子さんには、授業・教科書のテーマと曲をそろえる選び方をまとめた英語の歌 小学5年生編もおすすめです。

6年生のお子さんには、中学英語の準備を意識した英語の歌 小学6年生編もおすすめです。

4年生のお子さんには、学校の外国語活動と連動した英語の歌 小学4年生編もおすすめです。

3年生のお子さんには、外国語活動の入口にあわせた英語の歌 小学3年生編もおすすめです。

学年だけで決めない。「目的別」のもうひとつの選び方

学年はあくまで目安です。同じ小4でも、英語にたくさん触れてきた子と今から始める子では合う動画が違います。そこで学年と合わせて、「何を伸ばしたいか」という物差しでも選べるようにしておきましょう。

目的選ぶポイントこの記事のチャンネルなら
① 耳づくりくり返しが多く、自然な英語のリズムで歌えるSuper Simple Songs/Jack Hartmann
② フォニックス(文字と音)文字と発音のルールを遊びで体感できるAlphablocks/Maple Leaf Learning
③ 会話表現ストーリー性があり、場面の中で表現が使われるPeppa Pig/English Singsing/Steve and Maggie
④ 知識・教養子どもの興味(科学・動物・絵)が先に立つSciShow Kids/Nat Geo Kids/Art for Kids Hub
⑤ 英検準備基本語彙が段階的に積み上がる、または英語字幕で実戦的に聞けるBritish Council LearnEnglish Kids/CBC Kids News

選ぶときの判断基準はシンプルです。第一に、子どもの興味に重なっていること。興味のない題材は、どれだけ教育的でも続きません。第二に、加工されすぎていない自然な英語であること。第三に、できればストーリー性があること。場面の流れごと覚えた表現は、単語帳の知識よりずっと長持ちします。発音のきれいさはその次で構いません。

ちなみに、英検5級の出題範囲は家族・友達・学校・趣味・スポーツ・食事・天気といった日常生活そのもの。日常を描いたチャンネルを楽しむ時間は、遠回りに見えて、そのまま英検の準備にもなっているんです。

チャンネル選びと同じくらい大切な「正しい使い方」4つ

ここからが本記事の核心です。同じチャンネルを見ていても、伸びる子とそうでない子が分かれる理由は、ほぼ使い方にあります。家庭で今日からできる4つのコツをご紹介します。

① 字幕は「なし→英語字幕」の順で使い分ける

最初の視聴は字幕なしで、耳だけで挑戦させてください。映像という手がかりがあるYouTubeなら、字幕がなくても意外と内容は追えるものです。2回目に英語字幕をつけると、耳に残った音と文字がつながり、読みの力にも波及します。注意したいのは日本語字幕への頼り切り。日本語を読んでしまうと、耳は仕事をやめてしまいます。日本語字幕は「内容確認に最後の1回だけ」と決めておくのがコツです。

② 新しい動画より、気に入った数本のくり返し

つい次々と新しい動画を見せたくなりますが、学習効果が高いのは逆です。えいごの実では、単語を1語ずつ覚えるのではなく、「play with my friends」のようにフレーズをひとかたまりのグループで覚える指導をしています。同じ動画を何度もくり返し見ると、まさにこの状態が自然に起こります。お気に入りの数本を、セリフを覚えてしまうほどくり返し見た子の英語は、かたまりごと口をついて出るようになるんです。

③ 自動再生はOFF。仕組みでダラダラ見を防ぐ

関連動画への流出は、意志ではなく仕組みで防ぎましょう。設定から自動再生をOFFにする、小学生のうちはYouTube Kidsアプリを使う、「1日2本」「夕食前の15分」など終わりを先に決めておく。この3点だけで、YouTubeは「だらだら見る娯楽」から「時間の決まった教材」に変わります。

④ 「今なんて言ってた?」のひと言で、聞きっぱなしにしない

えいごの実のレッスンで効果を実感しているのが、スピーカーから流れた英語について「今なんて言ってた?」と問いかける方法です。このひと言があるだけで、子どもの聞き方は「なんとなく」から「拾いにいく」に変わります。全部答えられなくてまったく構いません。「Appleって聞こえた!」だけで大正解。親が英語を話せなくても、隣で一緒に見て、一緒に真似して、聞こえた単語を喜び合う——それが何よりの関わりです。動画の外でも親子の英語のやりとりを増やしたいときは、小学生の英語で使える質問100も使えます。

なお、かけ流し(聞き流し)がどこまで有効かという話や、リスニング学習全体の組み立て方は、小学生の英語リスニング|学年別おすすめと正しい聞き方で別途くわしくまとめています。YouTube以外の素材も含めた耳の育て方は、そちらを参照してください。

YouTubeで育てた耳は、英検リスニングの土台になる

YouTubeで英語の音に慣れた耳は、そのまま英検への助走になります。最初の目標になる英検5級は、リスニングが全50問中25問と配点の半分を占め、放送は2回、第1部にはイラストの手がかりつき。毎日英語の音を浴びてきた子が、力を発揮しやすい設計です。とくに数字・曜日・時刻の聞き取りは5級リスニングの定番で、歌や動画で何度も耳にしてきた表現がそのまま得点に変わります。動画で「聞いて分かった」経験を積んできた子にとって、5級リスニングは初めての試験でありながら、いつもの遊びの延長線上にあります。なお、2027年には小学3〜4年生を想定した7級など新設級も加わる予定で、英検への入口はこれからさらに広がる見込みです。

ただし、5級・4級はあくまで通過点です。えいごの実では、小学6年生までに英検3級を家庭学習の目標として提案しています。3級からは対面の面接(二次試験)が始まり、聞いて理解し、自分の言葉で返す力が問われる段階。YouTubeと英検を行き来しながら小学生のうちに3級まで届いておけば、中学では準2級・2級を視野に入れた英語学習に進めます。

リスニング対策の全体像は小学生の英語リスニングで、YouTubeも含めた家庭学習全体の設計図は小学生の英語 家庭学習のやり方で解説しています。えいごの実では、英検の級別対策コンテンツも順次公開予定です。

よくある質問

YouTubeだけで英語は身につきますか?

耳づくりと語彙の入口としては十分機能しますが、YouTubeだけで読み書きまで完結はしません。動画で育てた「聞ける耳」を土台に、音読・単語練習・英検などの目標を組み合わせるのが現実的です。組み合わせ方は、本文でご紹介した家庭学習の設計図の記事を参考にしてください。

聞き流しでも効果はありますか?

意味と結びつかない聞き流しだけでは、効果は限定的です。YouTubeの強みは映像が意味を補ってくれることなので、まずは画面を見ながら集中して視聴し、気に入った動画の音声をくり返す順番がおすすめ。聞き流しの正しい位置づけは、本文でご紹介したリスニングの記事でくわしく解説しています。

日本語のアニメや日本語字幕ばかり見たがります。学習になりますか?

日本語で見ている時間は、残念ながら英語学習にはなりません。ただし、無理に取り上げるより中身を切り替えるのが得策です。本人が好きな作品の英語版や、好きなジャンル(動物・科学・お絵かき)の英語チャンネルに誘うと、興味はそのままに言語だけを替えられます。日本語字幕は「最後の1回だけ」のルールにしましょう。動画から少し離れて遊びたい日には、小学生向けの英語クイズ100問のような遊び素材も役立ちます。

1日どのくらい見せていいですか?

低学年なら1日10〜15分、高学年でも30分までを目安に、「2本見たら終わり」のように本数で区切るのがおすすめです。長時間のかけ流しより、短くても毎日続くほうが力になります。自動再生OFFとYouTube Kidsの設定で、終わりやすい環境を先に作っておいてください。

親が英語を話せなくても大丈夫ですか?

大丈夫です。親の役割は英語を教えることではなく、一緒に見て、一緒に真似して、「今なんて言ってた?」と聞いてあげること。むしろ「お母さんには聞き取れなかった、すごいね」のひと言が、子どもの自信を大きく育てるんですよ。

英語のユーチューブは何年生から見せていいですか?

何年生からでも、遅すぎることはありません。低学年なら歌とフォニックス、中学年ならストーリー、高学年なら科学やニュースと、入口を学年に合わせれば今日から始められます。くわしくは本文の学年別の章で、お子さんの学年のチャンネルから試してみてください。

まとめ:小学生の英語YouTube活用 4つのポイント

  1. 学年で選ぶ:低学年は歌・フォニックス、中学年はストーリー・会話、高学年は英語で楽しむ知識・ニュース系へ。幼児向けで物足りなくなったら、それは次の段階に進むサインです
  2. 目的でも選ぶ:耳づくり・フォニックス・会話・知識・英検準備の5つの軸で、子どもの興味に重なるチャンネルを選び直せます
  3. 使い方で差がつく:字幕は「なし→英語字幕」、新作より気に入った数本のくり返し、自動再生OFF、そして「今なんて言ってた?」のひと言。この4つのコツでYouTubeは教材に変わります
  4. 英検につなげる:リスニング比重の高い5級は、動画で耳を育てた子の最初の成功体験にぴったり。そして5級・4級は通過点、目指すのは小学6年生までに英検3級です

今日の1本から、お子さんの耳は育ち始めます。リビングのYouTubeを、小6で3級に届く家庭学習の入口にしていきましょう。

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この記事を書いた人

「えいごの実」は、アメリカ・アリゾナ大学で特別支援教育(Special Education and Rehabilitation)を専攻し、大学院ではギフテッド教育の研究にも携わってきた管理人が、2014年に開校した小学生専門の英語教室です。マンツーマン個別指導を11年続け、小学生で英検5級から準2級に合格した生徒さんは累計20名(2014-2020年累計)、長期通塾の方では英検準1級+TOEIC 800以上で慶應義塾大学に進まれた方もいらっしゃいます。

このサイトでは、教室で蓄積してきたレッスンのノウハウや考え方を、すべて無料で公開していきます。練習問題をもっと使い込みたいご家庭向けには、教室で実際に使ってきた実教材PDFを別途ご用意しています。発達特性のあるお子さんへのアプローチも、米国での研究と現場の経験をもとにお届けします。

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